【佐賀・第40回中島記念】22日発走 シルトプレ重賞7度目Vへ! 予想印を公開
2024年12月21日 12:00 佐賀競馬暮れの大一番グランプリにあたる「第40回中島記念」(距離1800メートル・1着賞金1000万円)が22日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1着馬には佐賀競馬初春の祭典である来年2月6日の指定交流重賞「佐賀記念jpnⅢ」への優先出走権が付与される。ファン投票で選ばれた佐賀実力馬同士で激戦必至だ。
◎③シルトプレ 21年7月門別でデビュー。同年10月川崎1500メートル2歳地方交流「鎌倉記念」で重賞初V。その後は船橋を経て22年春に北海道に戻ると4月門別1600メートル「北斗盃」、6月門別2000メートル「北海優駿」、10月盛岡2000メートル「ダービーグランプリ」と地方3歳重賞を3V。翌23年は5月門別1800メートル「コスモバルク記念」、11月門別2000メートル「道営記念」とさらに重賞2Vを追加した。中央重賞にも挑戦しており23年8月札幌1700メートル「エルムS・GⅢ」5着、今年の「エルムS・GⅢ」でも4着と掲示板に載った。地方所属馬ながら23年は上がり3ハロン2番目のタイム、今年は上がり3ハロン最速をマークしたことは評価に値する。そして前走今年11月ダート競馬の祭典である佐賀2000メートル重賞「JBCクラシックJpnⅠ」でも上がり3ハロン2番目のタイムをマークし4着に入った。追えばしまい鋭く伸びる馬で佐賀転厩初戦となる今大会、重賞7Vに狙いを定める。
◯②アエノブライアン 20年9月大井でデビュー。大井では1600メートル戦3勝、1800メートル戦で4勝をマークし今年5月佐賀に転入。3戦目の6月A1・A2特別1800メートルの「阿蘇山特別」で佐賀初勝利。続く7月2000メートルの「佐賀王冠賞」は早めに先頭に躍り出て重賞初制覇を果たした。8月1750メートルの「九州チャンピオンシップ」で重賞連続Vを狙ったが、直線コスモポポラリタにかわされて2着。それでも11月準重賞1860メートルの「韓国岳賞」を圧勝すると、同月前走の2500メートル佐賀最長距離重賞「九州大賞典」は直線ブルベアイリーデとの叩き合いをクビ差で制して重賞2度目のVをゲット。距離適正&勝負根性ともに申し分なく実績上位のシルトプレに真っ向勝負を挑む。
▲⑪ブレイブアモーレ 22年10月北海道から佐賀に転入。昨年6月1400メートル「佐賀ユースカップ」で、しまい鋭く前を捕らえて重賞初Vを達成した。そして8月2000メートル佐賀3歳3冠締めの一戦、「ロータスクラウン賞」も制して佐賀3歳重賞2V。12月の前回大会は勝ったヒストリーメイカーには0秒8差をつけられたが、唯一3歳ながら3着と馬券に絡んだ。今年は2月2000メートル特別戦の「鏡山特別」を制し9カ月の休養を経て前走11月「九州大賞典」は4着。叩き2戦目でしぶとさもあり一発を秘めている。
☆⑤ラインフォルテ 昨年10月京都芝1800メートルでデビュー。芝3戦、ダート1800メートル戦を1戦して未勝利のまま今年4月佐賀に身を移してきた。佐賀では転厩初戦から9月1800メートル準重賞「佐賀城賞」まで負けなしの6連勝を飾り、同月2000メートルから1860メートルとなった佐賀3歳3冠レース「ロータスクラウン賞」で重賞デビュー。勝った高知のバレンタインガールから0秒1差の2着と善戦した。その後はC1級ながら1750メートル戦を連勝。中距離戦でも前々から長くいい脚を使えるのは魅力で大仕事もあり得る。
△⑧ビキニボーイ 22年8月札幌芝でデビュー。2戦目の1800戦で初勝利を挙げると5戦目から3戦はダートを経験。翌年2月に兵庫へ移籍。4勝をマークし3月兵庫1400メートル3歳重賞「兵庫ユースカップ」では2着に入った。その後JRAの舞台に戻り芝の中長距離戦とダート中距離戦に出走するが振るわず今年10月に佐賀へ。佐賀ではA2級とA1・A2級の1400メートル戦を連勝。3戦目の前走12月A1特別の1750メートル「宝満山特別」はゴール前でしぶとくグローリーを捕らえて3連勝。佐賀中距離適正が十分であることを証明し重賞初Vを狙う。