【佐賀・新春特別】4日発走 マイネルデステリョ佐賀2勝目狙い撃ち! 予想印を公開

2025年1月3日 12:00

距離も融通が利き佐賀適正は十分のマイネルデステリョ

 佐賀競馬2025年新春一発目の1月4日メインカードはB級特別の「新春特別」(距離1750メートル・11R・20時20分発走)。中距離戦で実力差が少なくペースと展開次第で各馬、初笑いのチャンスは十分にある。

 ◎⑤マイネルデステリョ 19年10月東京芝でデビューし中央時代は1800~2200メートルの芝で実に39戦を重ねた。白星は初勝利となった2戦目の2000メートル戦のみで2着が4回、3着3回。昨年3月佐賀に転入してくると重賞2戦を含めて前走までに12戦。白星は7月A2・B級の1400メートル戦の1回だが、2着は5月今回と同距離のB級特別「若葉特別」、9月1400メートルのA2級戦「詠月賞」での2回。3着は7月1400メートル重賞「吉野ヶ里記念」を含めて4回あり佐賀適正は十分。距離も融通が利く印象で1750メートルの持ちタイムは今回メンバーで上位。前走12月佐賀グランプリにあたる1800メートル重賞「中島記念」から相手軽化のここは佐賀2勝目を狙い撃つ。

 ◯①トリオンファーレ 22年12月中山芝でデビューし3戦目からダートに転向した。JRA時代は5戦目の23年7月福島1700メートル戦で初勝利となる1勝をマーク。昨年10月佐賀に転入。転籍3戦目の11月1400メートル戦を快勝すると12月1750メートルB級特別「晩秋特別」、続く前走1800メートル準重賞の「師走賞」と直線で反応良く抜け出して3連勝。佐賀中距離適正は全く問題ないうえ、何より勢いがあるのは強調材料。25年好スタートを切るか。

 ▲④ダンツトレント 23年11月京都芝でデビュー。JRA時代は芝2000メートルを9戦するが馬券絡みは2、3着が1回ずつで白星には届かなかった。昨年10月新天地の佐賀へ。転入&ダート初戦のC級1750メートルの「霜降特選」で初勝利を挙げると3戦目の11月C級1750メートルの「トパーズ特選」はクビ差の2着。それでも前々走12月C級1750メートルの「ターコイズ特選」と同月前走C級1750メートルの「ディセンバー特選」はいずれも1番人気に応えて連勝を飾った。これまで佐賀1750メートル戦を4戦して徐々にタイムを上げており3連勝へ中団後ろ辺りから進出を図る。

 ☆⑦カシノルーカス 23年6月に佐賀デビューして佐賀一筋、前走まで全28戦。通算6勝だが2連対率は約46%、3連対率は約61%と馬券への貢献度は高い。重賞はこれまで10戦を数え最高位は23年10月2歳1800メートル「カペラ賞」の3着のみと苦戦傾向にある。それでも昨年8月準重賞「盛夏賞」、10月C級「オクトーバー特選」と1750メートル戦を2回制している。自在性があり、しぶとさも満点。展開がハマれば怖い。

 △②エイシングリュック 22年6月中京芝でデビューし芝を4戦して未勝利のまま同年10月に兵庫へ。兵庫時代は1400メートル戦を2勝、1500メートル戦で1勝を挙げた。昨年2月現在の佐賀に転入。佐賀では前走まで14戦して4勝2着が2回。近5走は馬券に絡めていないが、5月今回と同距離だったB級特別「若葉特別」は逃げ切りに成功している。前々でも控えても競馬ができる器用さを装備しており決して侮れない存在だ。

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