【佐賀・第66回花吹雪賞】26日発走 ハクアイアシスト重賞2連続Vへ突き進む! 予想印を公開
2025年1月25日 12:00 来月の「飛燕賞」、その先の佐賀競馬3歳3冠レースにつながる3歳牝馬同士での真冬の佐賀、高知乙女決戦「第66回花吹雪賞」(四国・九州地区交流/距離1800メートル/1着賞金500万円)が26日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。前3大会は高知、佐賀、高知所属馬の順でV。今年は高知からの参戦が1頭ということもあり地元佐賀勢主導の流れになりそうだ。
◎④ハクアイアシスト 昨年7月デビュー戦を飾り3戦目、重賞初挑戦の11月1400メートル「ネクストスター佐賀」は6着。続く同月1750メートル「ペテルギウス特別2歳」はアオイノユメに迫られつつ逃げるパームビーチをゴール前でかわして2勝目をマークした。12月1400メートル重賞「フォーマルハウト賞」は中団からしぶとく脚を伸ばして3着と馬券に貢献。そして年が明けて3歳となり、前走1月1750メートル重賞「佐賀若駒賞」は後方から徐々にポジションを上げる競馬からゴール前ググッと伸びて牡馬のムーンオブザエースを捕らえて重賞初勝利。キャリア6戦でフレッシュ感があるうえ短距離戦より中距離戦の方がマッチしている感。牝馬同士とあれば重賞2連続Vへ突き進むとみた。
◯⑥プレミアムカインド 昨年8月のデビュー戦を4馬身差で快勝。その後2歳重賞の10月1800メートル「カペラ賞」、11月「ネクストスター佐賀」に出走したが、いずれも8着に終わった。12月は1400メートル戦を2走して3、3着と冬場になってリズムが上向いた感。そこから3歳初戦の前走1月「佐賀若駒賞」も勝ったハクアイアシストから0秒4差の3着と9番人気ながら善戦した。上がり3ハロンはハクアイアシストともに最速タイをマークした点からも展開が向けば好戦を演じる場面も十分にある。
▲①ダイメイヒロイン 昨年6月新馬戦を逃げ切り2戦目は9月1400メートル重賞「九州ジュニアチャンピオン」に出走。果敢にハナに立ったが、3コーナー過ぎてミトノドリームに捕まり、その後は粘ったが4着。同月1400メートルの「アンタレス特別2歳」は2番手から早めに抜け出して2着に5馬身差をつけて快勝した。続く10月「カペラ賞」も2番手で運んだが、しまい伸びを欠き4着。そして11月「ネクストスター佐賀」は逃げ切りを図るが捕まって4着止まり、12月「フォーマルハウト賞」は9着に沈んだ。今年初戦の前走900メートル準重賞「ウインタースター賞3歳」は好位から一発を狙うも2着。近況は快音が響かないが、出脚の良さに前々で粘り込む能力も兼備しておりペース次第で大仕事はあり得る。
☆⑧ダブルバースデー 昨年6月にデビューし、これまで900、1750、1800メートルが1戦ずつ、1300メートルを3戦、1400メートル6戦の計12戦。まだ未勝利だが、2着が1回に3着6回としぶとさを発揮している。重賞は昨年9月「九州ジュニアチャンピオン」5着、10月「カペラ賞」6着、前走今年1月「佐賀若駒賞」8着。これまでの走りから短距離の方が向いている感はあるが、経験値は豊富で軽視はできない。
△③アイベット 昨年6月高知でデビューしこれまで高知で4戦。2戦目の9月1300メートル「ペガスス特別2歳」を逃げ切って初勝利。続く10月1400メートル準重賞「潮菊特別2歳」は3着に入り、同月1400メートル「ネクストスター高知」で重賞デビュー。初の重賞は見せ場なく10着に終わった。今回はそれ以来3カ月ぶりの実戦で初の遠征、初の中距離戦、さらにこれまで4戦は全て渋った馬場でのレースで良馬場となればこれも初となる。逆に言えば初物づくしで未知の可能性を秘めており怖い。