【佐賀・唐津湾賞】8日発走 テイエムフェロー一発十分! 予想印を公開

2025年2月7日 12:00

初夏の勢いが戻りつつあるテイエムフェロー

 佐賀競馬2月8日のメインカードは準重賞の「唐津湾賞」(距離1300メートル・5R・17時5分発走)。短距離戦でズバ抜けた存在は見当たらず、位置取りやペース次第で各馬にVチャンスはある。

 ◎⑤テイエムフェロー 22年5月中京でデビューして中央の短距離路線を歩み2勝。昨年2月佐賀に移籍してくると2戦目の1400メートル戦から1300、1400メートル戦と3連勝を果たした。その後4月1400メートルのA1・A2特別3着を挟み、初の中距離1800メートル戦の2月「佐賀スプリングカップ」を逃げ切って重賞初出場初V。続く6月1300メートル新設重賞「佐賀がばいスプリント」は2番手から早めに抜け出し重賞2連続Vを飾った。そして7月1400メートル「吉野ヶ里記念」も堂々と逃げて重賞3連覇を達成した。その後の昨年重賞は9月1400メートル「サマーチャンピオンJpnⅢ」5着、11月1400メートル「JBCスプリントJpnⅠ」11着、12月1400メートル「ウインターチャンピオン」は5着と目立たなかったが、今年初戦1月1300メートル重賞「ゴールドスプリント」は勝った船橋所属のカジノフォンテンにゴール前4/3馬身差まで迫っての2着と上々の内容。初夏の勢いが戻りつつある感で一発は十分にある。

 ◯⑧ネオシエル 22年門別でデビューして同年夏、佐賀に転入。11月2歳1800メートル「カペラ賞」を快勝し重賞初制覇。翌23年4月には佐賀3歳三冠レースの一つ1800メートル「佐賀皐月賞」で重賞2Vを達成した。その後は重賞では快音が響かないが、昨年4月B級特別の1800メートル「佐賀桜花賞」から前走今年1月A1・A2特別の1400メートル「球磨川特別」まで7連勝中だ。距離に融通が利くうえ、先行しても中団待機でも良しと自在性は豊か。8連勝へ今回もスタートからスムーズに運ぶとみた。

 ▲③フェブキラナ 20年10月に京都でデビューし2勝を挙げ昨年3月に佐賀へ身を移してきた。転入初戦から中距離戦を3連勝すると昨年5月1800メートルの「佐賀スプリングカップ」で重賞デビューを果たして4着。以降は主に1300、1400メートル戦で存在感を示している。1300メートルはA1・A2級戦を2勝。重賞は6月「佐賀がばいスプリント」で3着に入っている。1400メートル戦は1番人気で制した7月準重賞の「遠賀川賞」、11月A1・A2特別の「嘉瀬川特別」、前走12月A1特別「玄界灘特別」を含めて8勝。重賞は7月「吉野ヶ里記念」5着がある。重賞Vには届いていないが、近走内容から好位駆けを秘めている。

 ☆④アイリッシュセンス 20年11月京都でデビューし阪神1400メートル戦を2勝して23年2月佐賀に転入。転厩初戦の1400メートル準重賞「九重連山賞」を制すると重賞路線に定着。昨年2月前回大会をクビ差で勝利すると続く3月1400メートル重賞「九州クラウン」は、しまい怒とうの追い込みから2着に入った。その後6月1400メートルのA1特別「錦江湾特別」は2着に7馬身差をつけて圧勝。前々走12月1400メートルA1クラス戦「暮古月賞」はしまいグイッと伸びてゴール前でフェブキラナを捕らえて1着をもぎ獲った。ここも底力発揮といきたい。

 △②ヴァリアント 18年9月阪神芝でデビュー。中央時代は京都ダート1400メートル戦と札幌芝1200メートル戦、福島ダート1150メートル戦と計3勝をマーク。昨年12月に新天地の佐賀へ。転入初戦の「暮古月賞」は勝ったアイリッシュッセンスから0秒5差の3着と粘りの走りを披露した。続く同月A1クラス1400メートルの「ポインセチア賞」は2番手からスムーズに抜け出して佐賀初勝利。そして前走今年1月A1クラス1400メートルの「ガーネット賞」は1着テイエムフォンテから0秒3差の2着に入った。着差を含めたレース内容から侮れない存在だ。

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