京都競馬 8年ぶり積雪中止…出馬表の内容そのまま10日に代替予定
2025年2月9日 05:25 8日、JRAは積雪の影響で安全な競馬の施行に支障があると判断したため、この日の京都競馬の開催を中止した。7日夜からの降雪で8日の午前5時時点で芝コースは7センチ、ダートコースは3センチの積雪。午前6時に開催中止が発表された。
京都1Rの発走予定時刻だった午前10時になっても雪は降り続け、芝&ダートコースともに真っ白。競馬場スタッフは朝から雪かきなど除雪作業に追われた。朝の悪天候がうそのように青空が広がった昼には雪が取り除かれ、芝&ダートはハッキリ見える状態まで戻った。
8日の京都競馬は10日(月曜)、出馬表の内容(出走馬・馬番)を変更せず、代替競馬が実施される。今日の京都は状況を見極め、開催可否を決定する方針となっている。JRAの開催中止は19年10月13日の台風による東京競馬以来。京都競馬は積雪による17年1月15日以来で約8年ぶりの中止となった。
≪パークウインズで他場の馬券発売≫開催中止となった京都だがパークウインズ京都での馬券発売は行われ、競馬場に足を運ぶファンの姿も見られた。スポーツ紙を片手にやって来た京都府出身の菖蒲大輝さんは「競馬場に着いてから中止を知りました」と驚きの表情を浮かべるも「中止は残念やけど、他場の馬券は買える。明日の開催は無事に行われることを願って、今日も馬券を買います」と話した。