【クイーン賞】Vの武豊「まさにオー“寒”リザルトでしたけど」完勝レースとコメントでファン沸かせる
2025年2月11日 20:27 11日のJpn3・クイーン賞は、武豊が騎乗した1番人気オーサムリザルト(牝5=池江)が制し、デビューからの連勝を8に伸ばした。
逃げるアンモシエラ(牝4=松永幹)を2番手でマークすると、直線は余裕を持って抜け出す完勝だった。
昨年11月は米ブリーダーズカップ(BC)ディスタフに遠征したが、レース当日の獣医師による歩様検査により、無念の出走取消。この日は仕切り直しの一戦だったが、貫録を見せつけた。
レース後のインタビューでは手応えを語るとともに、ギャグで場内を沸かせた。
――57キロを背負ってのレース
「馬の方は凄くいいとスタッフから聞いていた。パドックでまたがってからの雰囲気も最高に良かったので何の心配もなくゲートインできた」
――余裕あった
「手応え凄く良かったけど、この馬の癖というか先頭に立つとちょっと気を抜くところがあるのでそれほど差は広がらなかったけど、手応えは十分あった」
――8戦負けなしとなった
「デビューからここまで全てのレースに勝ってくれて、1戦1戦、馬の方も強くなっていると感じている。今年はまだまだ大きい目標があるので、1つ1つ大事に乗っていきたい」
――この馬のいいところは
「ポテンシャル、潜在能力は凄いけどいろんな競馬場で、中央でも地方でも右回りでも左回りでも砂質が変わっても安定したレースをしてくれて凄くいい馬だなと思う」
――寒い中応援してくれたファンへ
「今日はほんとに寒い中、たくさん応援にきていただき、まさにオー“寒(さむ)”リザルトでしたけど、またこの馬と頑張っていきたいと思うので、ぜひ応援してください」
▼クイーン賞 1955年に創設。「船橋1800メートル」という舞台設定は、第1回から変わっていない。97年にダートグレード(以下DG)競走と認定されて統一G3となった(2007年からJpn3表記に変更)。04年から開催時期が12月となり、24年から2月開催となった。