【クイーンC】スライビングロード母子制覇へ!母ダイワエルシエーロは04年V
2025年2月11日 05:13 福永師の手綱で04年オークスを制したダイワエルシエーロの娘スライビングロードがクイーンCで母子制覇を狙う。新馬戦2着から2戦目できっちり勝ち上がりを決めた。担当の緒方厩務員は「あれだけ切れるとは思わなかったけど、デビュー前から走りそうな雰囲気があった」と振り返る。2戦とも後方から末脚を使う形のレースに。「1F延びても大丈夫だと思う。引っかかるところもないし、スピード勝負になるよりはむしろいいかも」と条件替わりを意に介さない。
1週前追い切りには新コンビを組む菅原明が栗東まで駆けつけ、「序盤は抑えが利いて、しまいもいい反応だった。背中の良さを感じた。いいイメージで臨める」と絶賛。東京新聞杯(ウォーターリヒト)に続く、同コースでの2週連続重賞Vが懸かる鞍上は「千四よりマイルの方が競馬がしやすそう。東京競馬場も合うと思う」と条件好転の見立て。名血を継ぐ逸材が府中で潜在能力を発揮する。