【高松宮記念1週前追い】ナムラクレア 僚馬突き放した4F51秒5 ルメール「今までで一番のチャンス」

2025年3月20日 05:12

ルメールを背に坂路併せ馬で追い切るナムラクレア(手前)

 春のG1シーズン開幕を告げるスプリント王決定戦「第55回高松宮記念」の1週前追い切りが東西トレセンで行われた。2年連続2着のナムラクレア(牝6=長谷川)はルメールを背に坂路で4F51秒5~1F12秒1の好時計。僚馬で半弟のナムラアトム(4歳3勝クラス)を突き放した。見守った長谷川師は「非常にいい状態。2歳時から完成度が高く、そこからさらに良くなってきた。そんな馬はなかなかいない。G1を勝たせなければならない馬」と言葉に力を込めた。

 前走・阪神カップVから手綱を取るルメールも「真っすぐ走って最後まで頑張っていた」と好感触。JRA・G1完全制覇まであと3競走と迫る鞍上にとってドバイ国際競走と日程が重なりやすい高松宮記念は鬼門。過去3回(16年アルビアーノの3着が最高)しか騎乗しておらず、「今までで一番のチャンス。勝ってほしい」と意気込んだ。

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