【高松宮記念】ペリエ氏 盟友“レジェンド”武豊を激励 中京で勇姿見届ける

2025年3月27日 05:30

栗東トレセンを訪れたペリエ氏(右)と再会した武豊

 日本になじみがある元騎手のオリビエ・ペリエ氏(52=フランス)が26日、栗東トレセンを訪れた。現在は競走馬を5頭所有する馬主で、第二のホースマン人生を謳歌(おうか)中。「毎週、火曜は追い切りにも乗っている」と仕上げ人を務めているそうだ。臨時通訳を務めたのは“後輩”のルメールだが、馬主としての夢を問われた時だけは「ガイセンモン(凱旋門賞)」と見事な日本語でウインク。SNSで競馬の舞台裏を伝える活動もしているという。

 10日間の滞在中、短期免許時代は時季的にかなわなかった花見が楽しみらしく、またシンボリクリスエス、ゼンノロブロイなどG1馬を管理した藤沢和雄元調教師と旧交を温めることも明かした。

 高松宮記念は現地で観戦予定で武豊は「オリビエは人気があるからね。ファンの前に現れることがあればいいのに」と、プレゼンター役などを脳裏に浮かべるかの表情、ペリエ氏の初来日時に調整ルームに入るエピソードとして「スーツを着ていた。そんな格好いらんけど分からんもんね」とサポートしたことを懐かしんでいた。自身は高松宮記念でカンチェンジュンガと再コンビ。「非常に楽しみ」と期待を膨らませている。

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