【高松宮記念】ミスターX ナムラクレア◎ 悲願のG1制覇へ機は熟した
2025年3月30日 05:30 春の中京開催を締めくくるG1「第55回高松宮記念」。尾張の舞台にトップスプリンター18頭が集結した。
昨年2着ナムラクレアに◎を託す。その昨年は小雨が降る悪天候の中、メンバー最速の上がり3F33秒2で頭差まで迫った。先行馬優位の流れを考慮すれば、勝ち馬以上に強いレースぶりだった。その後はキーンランドC5着、スプリンターズS3着に敗れたが、ルメールと初コンビを組んだ前走・阪神Cは外から力強い脚で差し切り。重賞5勝目を挙げた。
年齢を重ねて、以前より安定感が増してきた印象。1週前はルメールがコンタクトを取って坂路4F51秒5~1F12秒1。雪交じりの雨でタフなコンディションの中、シャープな脚さばきで駆け上がった。ここへ向けて万全の態勢。G19度目の挑戦で悲願のビッグタイトルを獲得する。馬連(14)→(1)(3)(6)(10)(12)(15)。