【園田競馬 菊水賞】オケマルまず1冠 楽々逃げ切り8馬身差 無傷6連勝に下原理「よそでも通用する」
2025年4月2日 18:19
園田・菊水賞を8馬身差完勝したオケマル（左）
兵庫クラシック1冠目「第57回菊水賞」が2日、園田競馬場の1700メートルを舞台に行われ、断然の1番人気に支持されたオケマル（牡3＝盛本）が8馬身差をつけて逃げ切り。デビューから無傷の6連勝を決め、3月6日の兵庫若駒賞（姫路）以来となる4度目の重賞Vをマークした。2着は2番人気ベラジオドリーム、3着は3番人気のジーニアスレノンだった。
最初から最後までオケマルの独り舞台だった。スタートを決め、楽にハナを奪うと誰も追いかけずマイペース。3、4角で追い上げる馬も見当たらず、直線では余裕たっぷりに突き放す一方。2着ベラジオドリームに8馬身差をつけて圧勝した。
下馬評通りの圧勝に下原理の表情も緩む。「五分に出た時に、いい勝負ができると思った。どんどん力をつけて、園田だけでなく、よそでも通用してくる馬だと思う」と絶賛した。盛本師も「強い内容でした」とホッとした表情を浮かべた。
今後は兵庫優駿（6月26日、園田1870メートル）へ直行。残り2冠も断然の主役となることは間違いない。
