【佐賀・若葉特別】11日発走 カシノカンピオーネ白星街道へ再発進! 予想印を公開

2025年5月10日 12:00

陣営の評価が高いカシノカンピオーネ

 佐賀競馬は今週土曜、日曜、月曜の3日間開催。日曜日のメインレース「若葉特別」(距離1750メートル/1着賞金80万円)は11日5R(18時5分発走)に行われる。前走2着で佐賀転入後の連勝が9で止まったカシノカンピオーネ(牡4=古賀)が仕切り直しの1戦を迎える。

 ◎⑧カシノカンピオーネ(古賀厩舎) JRA在籍時は11戦未勝利に終わったが、昨年10月の佐賀移籍後は破竹の連勝劇で現級まで上がってきた。前走の「卯月特別」は初の1860メートル戦で、距離が長かったせいか思ったよりも伸びきれず。今回、少しでも距離が短くなるのは歓迎材料。陣営の評価も高く、ここからまた白星街道を歩めるか重要なレースになるだろう。

 ◯⑦ロンドンデリーエア(真島正厩舎) JRA、南関東(大井)、金沢を経て今年1月に佐賀へ移籍。8歳を迎えたが、高齢でも活躍馬が多いタートルボウル産駒らしく、まだまだ元気いっぱい。転入後も5戦4勝2着1回と好戦を続けている。昇級初戦となるが、これは形的なもので前走、前々走の勝ちタイムは十分に現級でも勝負になる数字。鞍上はデビュー後、すでに8勝と評価を上げているルーキー長谷川蓮。53キロの軽量を生かして一発狙いたい。

 ▲③キタサンドライバー(真島正厩舎) 昨年7月に佐賀へ2度目の転入。今年に入ってからの4戦は3、5、4、5着と勝ちきれないレースが続いているが、現級3勝とこのクラスでは上位の存在だ。真島正厩舎はこのレース2頭出しだが、ロンドンデリーエアではなく、こちらに山口勲を配置したのも期待の表れか。昨年は気温の上昇とともに成績を上げていったので、6歳という年齢的にもまだまだ枯れるのは早い。

 ☆②プリンシパルアクト(池田厩舎) 南関東(大井)在籍時は白星を挙げられなかったが、昨年3月に佐賀移籍後は着実に実績を積み上げてきた。前走「卯月特別」は少頭数の単騎逃げでペースメイクが楽だった部分はあるものの、断然人気を集めたカシノカンピオーネを完封。現級2勝目を手にした。近況は4角2番手以内の時に好走が目立つので、2戦ぶりに手綱が戻ってきた鞍上・金山昇馬には積極的なレース運びを期待したい。

 △⑥イケメンパリピ(真島二厩舎) 昨年6月に門別「フレッシュチャレンジ」でデビュー勝ち。「ブリーダーズゴールドジュニアカップ」5着、「サンライズカップ」4着などハイレベルな門別重賞戦線で結果を残し、船橋に移籍。期待に反して南関東では結果を出せず、佐賀で再起をかけることになった。前走「卯月特別」は中団から運んで0秒9差の4着。初戦としては悪い内容ではなかったし、叩いての上積みも期待できる。2歳時の輝きを取り戻せば現級は楽に突破できる。

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