ばんえい競馬、17日からレース再開 馬インフル感染拡大落ち着き「発熱等の症状のある馬が減少傾向に」
2025年5月10日 18:06 ばんえい競馬を管轄する帯広市農政部ばんえい振興課は10日、5月17日からレースを再開すると発表した。
公式サイトを通じ「馬インフルエンザの発生が確認されたことにより、感染拡大防止の観点から、ばんえい競馬の開催を中止しておりましたが、発熱等の症状のある馬が減少傾向にあることから、帯広市第3回ばんえい競馬後半(5月17日(土)~19日(月)から再開します」と発表した。
続けて「競馬の再開に当たっては、出走馬を馬インフルエンザ陰性の確認された在厩馬のみとし、開催前に出走予定馬全頭への簡易検査を実施した上で開催します」とし、「現在実施している馬の入退厩制限などの防疫措置は、再開後も当面の間、継続します」と伝えた。
さらに「パドック及びエキサイティングゾーンにはコーンを設置して馬との距離を一定程度確保するほか、表彰式や協賛レース実施者のレース後の撮影、重賞競走ゴール前撮影、誘導馬は行いません。なお、ふれあい動物園については、当面の間、閉園とさせていただきます」とも報告した。
なお「中止期間に予定していた重賞競走は次の日程で代替実施します」とした。
令和7年5月17日(土) 11R カーネーションカップ(BG3)
令和7年5月18日(日) 11R ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)
ばんえい競馬を巡っては、ばんえい競馬では4月25日に所属競走馬3頭の馬インフルエンザ陽性が判明し、同約200頭に発熱の症状が見られていた。