【川崎11R・エンプレス杯】底知れぬ可能性秘めるオーサムリザルト 無傷のV9
2025年5月14日 09:30 中心は(5)オーサムリザルトで揺るがない。デビューから8戦して土つかずで目下、牝馬限定のダートグレードを3連勝中。5歳ながら底知れない可能性を秘めた逸材だ。鮮やかに逃げ切った昨年の当レースの走りからコーナーのきつい川崎コースに不安なし。前走は57キロで完勝しており、定量55キロは極めて有利に映る。素直に相手探しに専念する。
アンモシエラは前々走クイーン賞で◎と1馬身差の2着。昨年のJBCレディスクラシック制覇の実績からも、ここで大崩れは考えづらい。初めての川崎コースに対応できればテンカジョウも上位争い可能。前走、3勝クラスを圧勝して勢いに乗るネバーモアも軽視禁物の一頭だ。
▼ネバーモア(宮本師)仕上がりはいい。前走は強い内容で勝ってくれた。初コースで距離も延びるけどジョッキー(藤岡)は問題ないと言ってくれている。自由自在に運べる操縦性が備わっているし、有力馬をマークしながら運びたい。
▼アンデスビエント(西園正師)相変わらず稽古はいい動き。ブリンカー効果で以前より集中して走れている。展開が向いてほしい。
▼サンオークレア(五十嵐冬師)以前、うちにいた時の硬さはなくなっているし成長も感じる。いつも通り後ろからの競馬だろうから、あとは川崎コースのコーナーをどうさばくかになるね。
▼オーサムリザルト(池江師)前走後は厩舎スタッフが坂路で入念に乗り込んで順調に仕上がっている。左回りは合っている。
▼サンオルソーライズ(内田師)中間も順調に調整できたし状態は悪くないが、ここは相手が強い。重量差もないので、どこまでやれるか。
▼ソフィアクラウン(渡辺和師)前走は重量差もあったがいい末脚を見せてくれた。体調は悪くないし、川崎の長距離は合っているので頑張ってほしい。
▼アンモシエラ(松永幹師)順調に来ています。放牧に出して(体の)幅が出たし、元気いっぱい。距離も大丈夫だと思う。小回りで改めて期待したい。
▼メランポジューム(山中師)前走は折り合いを欠いたが頑張った。中間も順調に来たしコースも2度目。末脚を生かした競馬でどこまでやれるか。
▼アンティキティラ(別府師)調子は前走以上によくて追い切りも動いた。相手はそろったけど、このレースに向けてやれることはやった。自分の走りをして一つでも前をかわしてもらいたい。
▼テンカジョウ(岡田師)順調に乗り込んで、いい感じに仕上がったと思う。前走が積極的に運んで着差の印象以上に強かった。どこからでも動けるし、この距離でも問題はない。