【浦和11R・さきたま杯】シャマル5馬身差逃げ切りにネット衝撃「もう化け物」 現地では川須コールも
2025年6月25日 19:25 Jpn1「第29回さきたま杯」が浦和競馬場の不良馬場で行われ、1番人気シャマル(牡7=松下)が2着ムエックスに5馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムの1分23秒2はレコード。シャマルは、かしわ記念に続くJpn1連勝を決めた。
5馬身差をつけての快勝劇にネットでも称賛の声が続々。「このレコード、もう化け物じゃないですか」「この馬場でシャマルが負けるわけないと思ったが、やっぱり負けなかった」「予想以上の大圧勝」「今が全盛期」など、1番人気に応えたシャマルを称える声が続いた。
川須栄彦騎手は「今日は個人的に絶対に負けられない戦いだと思っていた。1着でゴールを駆け抜けた瞬間は最高の気分だった。後続の脚音も聞こえず、ゴールの瞬間、感情が爆発しました。シャマルは毎回、一生懸命走ってくれる。どんな条件でもベストを尽くして走ってくれる。春の目標だった、かしわ記念、さきたま杯を連勝することができた。まだまだシャマルは頑張ってくれるので引き続き応援してほしい」と馬を称えた。
スタンドからは“川須コール”が起きた。川須騎手は照れくさそうに何度も頭を下げた。
▽さきたま杯
埼玉県行田市には「さきたま(埼玉)古墳群」があり、埼玉県のルーツは豪族が権勢を振るった「さきたま」の地にあった。ここに由来するレース名。昨年、Jpn1に昇格。上半期の古馬短距離頂上決戦となった。