【函館記念】ディマイザキッド 初の函館で反撃!右回りは安定感抜群

2025年6月25日 05:13

ディマイザキッド

 北の大地で巻き返す。ディマイザキッドはデビュー12戦目で初の函館参戦。先週20日に現地入り。普段と異なる環境にもすぐに慣れ、順調に調整が運ぶ。大江原助手は「雰囲気はいい。環境になじんでいて落ち着いています」と滞在効果も見える。24日は角馬場で調整。「歩様もいいですし、夏バテもしないタイプだと思います」。これまでの全4勝は11~2月に集中しているが、気温が上がる時季でも体調面に不安はない。

 舞台も好転する。右回りは【3・1・1・0】と抜群の安定感。「右回りの方が安定しているし、器用さもあって小回りの舞台はいい」と同助手。昨秋の福島1勝クラスは3角から捲るように押し上げて3馬身差V。1月中山の初咲賞でも後方追走から5馬身突き抜ける強い勝ちっぷりだった。「福島が凄くいい勝ち方。中山の実績からも洋芝は合うのかなと思っています」と初コースを歓迎していた。

 共同通信杯では皐月賞馬ジャスティンミラノや、今年の安田記念Vジャンタルマンタルに迫る4着。前走新潟大賞典は8着だったが、右回りなら違う。重賞でも通用する下地は十分。函館で重賞初Vへ大きく羽ばたく。

特集

2025年6月25日のニュース