【佐賀・ジェイド特選】26日発走 ハテナビト勝ち方に注目が集まる1戦! 予想印を公開
2025年6月25日 12:00 今週の佐賀競馬は26日、28日、29日の変則的な3日間開催。26日11Rジェイド特選(C1組・距離1750メートル、20時5分発走)は11頭がエントリー。園田から転厩初戦を迎えるハテナビト(牡4=倉富)が実績断然。地力の違いを見せつけて転入初戦を白星で飾りそうだ。
◎⑪ハテナビト(倉富厩舎) 23年6月に中央でデビューし、24年9月に園田へと移籍。園田ではC2クラスで2勝を挙げる活躍を見せている。前走は1870メートル戦で2着に1秒6の大差をつける圧勝を飾って佐賀にやってきた。移籍初戦とはいえ戦歴は明らかに上位。動ける状態なら勝ち負けではなく、勝ち方に注目が集まる1戦になるだろう。まだまだ年齢的にも上を目指せる好素材だ。
◯③トップリーチ(中川厩舎) 中央、園田を経て今年4月に佐賀へ移籍。園田ではやや頭打ちの成績になっていたが、佐賀転入後は4戦2勝3着2回と8歳を迎えても元気な姿を見せている。前走の「ジューン特選」はサッと好位につけると4角で早めに先頭に立ち、2着に1秒4の大差をつける完勝。今回は勝って同条件となるので、問題は相手関係だけ。出来落ちはなく、連勝も期待できそうだ。
▲⑩スワルナパクシャ(真島正厩舎) 父キズナ、母系にフサイチエアデールをもつ良血馬。中央では未勝利に終わり、昨年9月に佐賀に移籍してきた。5月の3走はいずれも掲示板外と思うような結果を残せなかったが、前走の「ジューン特選」は好位で折り合い、きっちりと自分の脚を使っての3着と上々の内容だった。前走に続いて山口勲を鞍上に迎えるのは大きなプラス材料。気難しい面があるので外枠は歓迎だ。
☆⑦ナッシングオンユー(渡辺厩舎) 昨年12月の佐賀移籍後、12走して掲示板外に敗れたのは2走だけという堅実派。前走の「ジューン特選」は勝ったトップリーチには大差をつけられたが、2着とは0秒1差の4着。久々の中距離戦にも対応するセンスの良さを見せた。今回は2走連続の同距離で慣れも見込めるだろう。勝ち切るのは少し難しいかもしれないが、馬券圏内からは外せない。
△⑧ファイナルソード(山田徹厩舎) 前走は鞍上竹吉徹の好騎乗で直線はスパッと切れて佐賀で5勝目を挙げた。近走は1300~400メートルの短距離戦を中心に使われているが、23年12月には1750メートル戦でも勝ち鞍がある。久々の距離に戸惑わなければ、不気味な存在。うまく好位をとって脚を溜めたい。