【北九州記念】ヨシノイースター衰えなし 4月の春雷Sで6勝目
2025年6月30日 05:30 夏コク2週目のメインはサマースプリントシリーズ第2戦「第60回北九州記念」。昨年から開催時期が早まり、1年前は3歳牝馬ピューロマジックが逃げ切りV。2着に9番人気ヨシノイースター、3着に16番人気モズメイメイが続き、3連単は79万円超の大波乱となった。
今年もメンバー的に混迷の様相。一応の主役は昨年の2着馬ヨシノイースターだ。4月の春雷Sで6勝目を挙げ、7歳でも衰えを感じさせない堂々たるレースぶりだった。小倉は昨年の北九州短距離Sのオープン勝ちを含め【1201】と好相性。持ち前の先行力をフルに生かせる舞台だ。1週前追いは坂路で4F51秒6~1F11秒8の好時計をマークしており、約3カ月ぶりでも状態は良さそう。16年のバクシンテイオー以来となる7歳馬Vを狙う。
警戒すべきは若馬の台頭だ。最大のライバルは3歳重賞の葵Sを勝ち上がったアブキールベイ。16頭立てブービー人気での大駆けだったが、道中6番手から力強く抜け出す快勝の内容だった。ハンデの恩恵もあり、昨年のピューロマジックに続く、3歳牝馬の連覇もありそうだ。5月の鞍馬S1着で復活を果たしたオタルエバー、昨年の当レースで3着に食い込んだ重賞3勝牝馬モズメイメイも出番は十分。きょう30日に発表されるハンデにも注目だ。