【北九州記念】ロードフォアエース 態勢万全!坂路4F52秒6 友道師は満足げ「順調に来ている」

2025年7月3日 05:29

坂路を単走で追い切るロードフォアエース

 活気あふれる走りで駆け上がった。ロードフォアエースは坂路追いで絶好の手応え。馬なりで4F52秒6~1F12秒0と力強く動いた。友道師は「順調に来ている。先週の追い切りの効果が出ている」と満足げ。先週CWコースで6F79秒8~1F11秒7と好時計をマークし、充実ぶりをアピールしている。最後のひと追いはサラッと流し、万全の態勢に仕上がった。

 芝ダート合わせて過去13戦で4勝、2着8回。連を外したのは1戦のみ(7着)と手堅い。ただ、オープン昇級後3戦は2着続きともどかしさもある。「早めに抜け出すとフワッとするところがあり、後ろからだと差しが届かない」と冷静に分析した上で「いつでも100%の力を発揮してくれるのがいいところ。重賞で流れが速くなるのはいい」と好材料を挙げた。

 23年以降、小倉芝1200メートルは種牡馬別でロードカナロア産駒が最多タイの14勝を挙げ、複勝率28%を誇る。ロードフォアエース自身も3走前の北九州短距離Sで2着と舞台を経験済みで父の血が後押しになりそうだ。「直線が長いところより小回りの方がいい。馬場状態は問わないし、暑さもこたえない」。2着続きに終止符を打ち、タイトルをつかみ取る。 (栗林 幸太郎)

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2025年7月3日のニュース