2025年08月31日 中京11R 第1回中京2歳S
2歳OP 特指 国際 馬齢 芝・1400m
2歳GⅠ路線や春のクラシック路線への登竜門
<2024年・中京2歳S>差し切りVを飾った河原田菜々騎手騎乗の4番人気クリスアーサー(撮影・坂田 高浩)
夏の小倉最終週に定着していた小倉2歳Sに代わり、新たな形で中京2歳Sがスタート。昨年までのオープン特別からG3格上げとなり、記念すべき第1回を迎える。中京開催だった昨年の小倉2歳Sは芝1200メートル。今年から距離が1F延びて1400メートルが舞台、傾向も大きく変わりそうだ。
主役はデビュー2戦目の小倉芝1200メートル未勝利戦で7馬身差Vを飾ったスターアニスだ。好位から直線に向くと先行する3頭の外に持ち出し、豪快に突き抜けた。母エピセアロームは11年小倉2歳S、12年セントウルSと重賞2勝。マイルで未勝利勝ち、12年チューリップ賞2着と距離の融通が利いた。スターアニス自身も血統、レースぶりから1F延びても対応可能。
キャンディードは小倉芝1200メートルで新馬勝ち。逃げ馬が残る流れで、これは届かないかも…という展開で捉えた瞬発力は驚異的だ。あの脚なら1F延長はいい方に出る。
マイケルバローズは中京芝1400メートルで新馬勝ち。落ち着いた取り口と勝負強さが印象的で、ゴール前は内外から詰め寄られながら譲らなかった。舞台経験は強みになる。
小倉芝1200メートル新馬戦を楽に逃げ切ったジュジュドール、新種牡馬ダノンスマッシュ産駒ナムラドロン、追って味がある関東馬パープルガーネットなど多彩な顔触れで例年以上にハイレベルな争いになりそうだ。
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