【函館2歳S】快速カイショー 古馬を圧倒! 4F55秒0で首差先着「順調に来てます」
2025年7月17日 05:24 函館芝1000メートルの新馬をコースレコードで逃げ切ったカイショーはWコースで併せ馬の最終リハ。4F55秒0~1F12秒0。手綱を抑えたままで内エイシンオニキス(4歳1勝クラス)を勢いで圧倒し、首差先着した。谷川助手は「馬の後ろにはめて、しまいは気持ち良く行かせました。馬なりでしまいの反応は良かったし、いい動き。滞在で順調に来ています」と好感触を伝えた。
函館開催初日の6月14日に行われた新馬第1弾を楽々と逃げ切り。芝1000メートルの勝ち時計は56秒4。昭和の名牝ハギノトップレディが79年から保持していた2歳コースレコード(57秒2)を46年ぶりに塗り替えた。池添が騎乗した9日の1週前追いは芝コースで実戦さながらの4頭併せ。外から抜いて突き抜けた。逃げ一辺倒ではない。普段の調教では差す競馬を習得させている。
同助手は「体が凄く柔らかく、スピードの乗りが凄くいい。新馬は強い勝ち方だった。距離も大丈夫と思うので楽しみ。いい結果を出したい」と力を込めた。レコードラッシュで沸いた今夏函館シリーズの口火を切った快速娘。北の一番星が、世代最初のタイトル獲得を狙う。