【佐賀・スポニチ杯第27回吉野ヶ里記念】19日発走 ビキニボーイ重賞3連続Vへ! 予想印を公開
2025年7月18日 12:00 重賞「スポニチ杯第27回吉野ヶ里記念(ファン選抜)」(3歳以上/距離1400メートル/1着賞金600万円)が19日5R(17時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。上位2着には交流重賞GⅢサマーチャンピオン(9月4日)の優先出走権が与えられる。今年はスピード自慢の優駿が12頭エントリー。大本命を背負うのは重賞連勝中のビキニボーイ(牡5=東)。距離短縮の一戦になるが、勢いは簡単に止まらない。
◎⑨ビキニボーイ(東厩舎)※ファン投票1位 昨年10月に中央から転籍。昨年12月の「中島記念」6着、今年3月の「九州クラウン」4着と重賞の壁に阻まれたが、5月の「佐賀スプリングカップ」で2着に3馬身差をつける快勝で重賞初制覇。続く「佐賀王冠賞」も強気の競馬で重賞連勝と完全に軌道に乗った。今回は前走の2000メートルからの距離短縮となるが、この距離でも3走前にダイリンウルフを下しているように対応は可能。5戦ぶりに素質馬の騎乗機会が巡ってきた鞍上の飛田愛斗にとっても力が入る一戦だ。
○⑦ダイリンウルフ(真島二厩舎)※ファン投票5位 8歳を迎えたが鋭い決め脚は衰え知らず。5月「菊池川特別」、6月「大分川特別」と1400メートルの特別戦を連勝してこのレースに臨む。この中間はレースに使わずじっくりと厩舎で調整を積んできたことで苦手な暑さにもうまく対応できている。3走前にビキニボーイに敗れているが、当時1キロ差だった斤量が今回は3キロ差と広がった。37秒台の鋭い上がりを確実に使えるので、あとは乗りっぷりのいいルーキー長谷川蓮の手綱さばきに注目だ。
▲③マイネルサハラ(東厩舎)※ファン投票21位タイ 昨年12月に中央2勝クラスから佐賀に移籍。年明け以降は1400メートル以下の短距離戦を中心に番組を選んでおり、6月「錦江湾特別」、「遠賀川賞」を快勝して重賞制覇に挑む。番手からのレースもできるが揉まれ弱い面があるので、理想はハナに立っての逃げ。内枠に入ったのでスタートから積極的に出していくことが予想される。ある程度ハイペースになっても逃げればしぶとい。正攻法の競馬で勝負を挑む。
☆⑩デジタルサイオン(東厩舎)※記者選抜 昨年7月に南関東から佐賀へ転入。南関在籍時は目立った戦歴を残していなかったが、佐賀移籍後は17戦連続2連対中と才能が開花。距離、馬場に関係なく自分の脚はしっかり使って勝ち負けを演じている。今回は一気の相手強化で真価が問われる一戦。鞍上には各地方で重賞を勝っている名手吉原寛人を迎えた。大駆けの警戒は必要だろう。
△⑧ロードミッドナイト(池田厩舎)※ファン投票21位タイ 昨年10月の「佐賀オータムスプリント」で重賞初制覇。7歳を迎えたが、まだまだ重賞戦線で活躍できる力は秘めている。5月ぶりの復帰戦となった前走の「遠賀川賞」は発馬で後手に回り、見せ場なく終わった。好位差しを得意とするタイプなので、前走の敗戦は気にしなくていい。一度使っての上積みも見込める。改めて能力に期待したい。