【新潟記念】重賞3勝実力馬クイーンズウォーク 初の新潟も主役
2025年8月25日 05:30 夏の新潟はフィナーレを迎える。新潟記念は昨年までのハンデ戦から別定戦に替わり、G1級のビッグネームが集まった。ワクワクの豪華メンバーとなった。
主役は重賞3勝の実力馬クイーンズウォークだ。春は金鯱賞勝ちからヴィクトリアMで2着に力走。勝ったアスコリピチェーノに首差惜敗だったが、G1級の底力を改めて示した。これまでの重賞3勝は東京(クイーンC)と中京(ローズSと金鯱賞)で全て左回り。初めての新潟もいい条件だろう。しっかりと勝ち切って、再びG1戦線に進む。
強敵は23年エリザベス女王杯覇者のブレイディヴェーグ。海外遠征帰りの前走安田記念も見せ場十分の4着だった。近走は1600~1800メートルを使ってきたが、2000メートルも守備範囲。G1馬の底力を見せる。無傷3連勝中の3歳馬エネルジコに底知れない魅力がある。前走青葉賞は強烈な切れを見せた。ダービーは自重して充電完了。決め手は通用、4連勝の可能性も秘めている。サマー2000シリーズは最終戦。タイトル争いに目を転じれば七夕賞勝ちコスモフリーゲン、函館記念Vのヴェローチェエラは気合が入るところだ。