【チャレンジC展望】5歳牝馬イングランドアイズが本格化ムード 小倉記念から重賞連勝を期す

2025年9月7日 20:43

イングランドアイズ(左端)

 13日土曜の阪神メインは第76回チャンレンジC(G3)だ。近年、11月末か12月1週目に定着していたが施行時期に加え、負担重量も別定からハンデに戻された。舞台は阪神芝2000メートル内回り。夏場の上り馬が顔をそろえ、ハイレベルな戦いが予想される。

 勢いなら7月の小倉記念で初タイトルを手にした5歳牝馬イングランドアイズだ。ハンデ51キロの恩恵もあったが、正攻法の競馬で完勝と言える内容。本格化を感じさせる。母が14年オークス馬ヌーヴォレコルト。まだ奥がありそうで本領発揮はこれからかも。

 新潟大賞典組からは2着サブマリーナが参戦。昇級の前走は大外から上がり3F33秒8とメンバー最速の末脚を駆使した。まだ7戦のキャリア。伸びしろは計り知れない。脚質的に内回りは不向きかもしれないが決め脚は十分、通用する。

 グランヴィノスは前走・関ケ原Sでオープン入り。半姉に年ヴィクトリアマイル連覇ヴィルシーナ、秋華賞とドバイターフを制したヴィブロス、半兄にジャパンC覇者シュヴァルグランが名を連ねる良血だ。自身は決して順風満帆ではなかったが、ようやく軌道に乗った。

 他に短期免許で来日予定のモレイラが起用されるオールナット、前走ストークS(3勝クラス)勝ちで勢いに乗るヴェルテンベルクなどが出走を予定している。

特集

2025年9月7日のニュース