【仏G1ムーランドロンシャン賞】ゴートゥファースト 見せ場なく11着 地元サーランが猛追封じV

2025年9月7日 23:08

ゴートゥファースト

 フランスG1ムーランドロンシャン賞が7日(日本時間同日夜)、パリロンシャン競馬場(芝1600メートル、12頭立て)で行われた。

 日本から参戦したマキシム・ギュイヨン騎乗のゴートゥファースト(牡5=新谷)は中団から追走したものの見せ場なく後方のまま11着でゴール。日本調教馬によるムーランドロンシャン賞初制覇はならなかった。

 レースは先に抜け出したミカエル・バルザローナ騎乗のサーランがロザリオンの猛追をしのいで1着となった。2着にロザリオン、3着はザライオンインウィンターが入り、3連単<9><3><10>は16万2690円(417番人気)だった。

 ムーランドロンシャン賞は毎年9月、パリ西部ブローニュの森にあるパリロンシャン競馬場の芝1600メートルで行われるG1競走。ロンシャン競馬場(現パリロンシャン)の開場100周年を記念し、1957年にアベイドロンシャン賞と共に創設された。レース名は凱旋門賞のスタート地点付近にある競馬場名物の風車小屋(ムーラン)に由来。1994年には武豊が地元調教馬スキーパラダイスに騎乗し、日本人騎手による海外G1初制覇を達成した。日本調教馬は過去に4頭が出走し、2003年ローエングリンの2着が最高成績。

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