【ジャパンダートクラシック】3番人気ナルカミが逃げ切って大仕事 ナチュラルライズの3冠阻止

2025年10月8日 20:10

ジャパンダートクラシックを制したナルカミ(左)。右は2着のナチュラルライズ(撮影・郡司 修)

 3歳ダート3冠競走の最終戦「第27回ジャパンダートクラシック」(Jpn1)が大井競馬場で行われ、3番人気のナルカミ(牡=田中博)が逃げ切り、4連勝で頂点に立った。

 羽田盃、東京ダービーの覇者ナチュラルライズは3番手を追走し、4角では2番手。だが直線でナルカミとの差をなかなか詰められず、3馬身差をつけられて2着。3冠はならなかった。

 ナルカミは不来方賞に続く重賞連勝となった。勝ちタイムは2分3秒7。戸崎圭太騎手と田中博康師のコンビは昨年のこのレース、ミッキーファイトで挑んだがフォーエバーヤングの前に2着。1年越しの雪辱が成った形だ。

▽戸崎圭太騎手

 スタートを出たら自ずと行けるのかな、と思っていた。まだモマれる競馬をしていなかったので、砂をかぶることは避けようと思っていた。前走より馬が良くなって、リラックスして走っていた。抜群の手応えで直線を迎えられて、このまま押し切れるかなと思った。強い内容だったし、今後も期待したい。

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