【大井11R・東京盃】クロジシジョー重賞初Vだ 舞台適性は問題なし

2025年10月9日 05:00

差し脚鋭いクロジシジョー

 交流重賞「第59回東京盃」(Jpn2)は9日、大井競馬場で行われる。南関東本社予想の大沢太久は差し脚鋭い(16)クロジシジョーで勝負を懸ける。万哲こと小田哲也はJRAから大井に移籍してきた(14)シアージストを◎に抜てき。パワータイプで力のいるダートに不安なしと判断。重賞初制覇に期待を寄せた。陣営の勝負気配を感じ取った面来陽介もシアージストに熱視線を送った。

 1着馬に「第25回JBCスプリント」(Jpn1、11月3日、船橋1000メートル)の優先出走権が与えられる一戦。(16)クロジシジョーを主役に推す。昨年のカペラS2着や4月のドバイゴールデンシャヒーン4着など、短距離の差し馬として安定した戦歴。まだ重賞タイトルはないが、能力は引けを取らない。前走は初めての1周競馬で重量59キロ。度外視可能な敗戦だ。大井は2度経験して共に掲示板を確保。舞台適性は問題ない。馬群に包まれる心配の少ない大外枠も歓迎。直線、豪快に突き抜ける。

 ▼サンライズアムールが持ち前の自在性を武器に逆転を狙う。重賞連勝中のヤマニンチェルキも外せない。

 ▼マックス(福永師)いい状態を維持できている。逃げなくても競馬ができる馬で昨年はそれで結果が出た。8歳で調教ではやり過ぎないようにしたが、順調に来られた。得意な舞台で好レースを期待。

 ▼コンティノアール(岡助手)前走は明らかに太かった中、見応えのあるレースで能力を再確認した。最近は涼しくなって体調が上がり、シェイプアップもできている。歩様がこの馬にしては凄くいい。スピードのある馬なので、大井千二も問題なくこなせると思う。

 ▼ウインリブルマン(赤嶺本師)うまく調整できているが、呼吸が少し気になる。おとなしくていい馬。初ダートでどこまで走ってくれるか。

 ▼サンライズアムール(小林師)放牧でしっかり休ませて、いい意味で緩んで戻ってきた。その分、しっかり乗り込めた。今は爪の不安が解消している。追い切りの動きもいいし、条件も心配ない。

 ▼ドンアミティエ(今野師)前走は状態が良かったし、洋芝も合うと思っていたが、ダート1200メートルがベストの条件。本格化しているし、休み明けで100%の状態ではないが、現状の出来でここをクリアしてほしいね。

 ▼アームズレイン(佐々木仁師)調教は動くタイプ。ここまで追い切りのメニューをこなしてくれて順調に仕上がった。相手はそろっているが、どんな競馬をしてくれるか。

 ▼ヤマニンチェルキ(中村師)前走後は放牧に出していい状態で戻ってきた。元々、稽古は目立たないが中間の動きがいい。前走に比べて相手が強くなるし、重量差も古馬と1キロになるのがポイント。スタートをうまく切りたい。

 ▼イグザルト(荒山師)前走はスタートは出たが、前が壁になってしまいポジションが下がってしまった。ここまで乗り込めて使えるところまで仕上がった。調教の時計は出ているがいい頃の迫力にはもうひとつ足りない。

 ▼シアージスト(坂井師)最終追いはビシッとやれたし本数も十分に重ねることができた。切れない馬なので番手あたりで運ぶ方がいい。大井は初だが心配はしていない。

 ▼クロジシジョー(岡田師)前走後は在厩で調整して、しっかり疲れを取った。動きが良く、いい状態で出せそう。前回は具合が良すぎて、行きっぷりが良すぎたね。距離は千二の方がいい。

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