【ばんえい競馬・北見記念】タカラキングダム重賞7勝目 赤塚健仁騎手「必死に追いました」

2025年10月27日 00:18

北見記念を制したタカラキングダム(ばんえい十勝提供)

 ばんえい競馬の重賞「第46回北見記念」は26日、帯広競馬の11R(8頭立て)で行われた。4番人気のタカラキングダム(牡5=村上慎)が第2障害を下りてすぐに先頭に立ち、キングフェスタの猛追を振り切って重賞7勝目を飾った。

 鞍上の赤塚健仁(34)は「レース前はとにかく第1障害をうまく越えることを考えていました。雨が降ったのもあって、スタートと第1障害はスムーズにいきました。第2障害手前では少し辛そうでしたが、道中は折り合いがついて楽に進むことができました。第2障害の掛かりは良かったです。前走は障害を下りてからキングフェスタに楽にやられたので、今回は必死に追いました。この馬は障害を下りてからの末脚が良い馬だと思います」と振り返った。

 一方、管理する村上慎一師(54)は「古馬を相手にしながら地道に調子を上げてくることができました。一時期スタートについて悩んだこともありましたが、前走から良くなってきましたし、騎手も気をつけながら慎重に乗っていました。今回のスタートや道中、障害の掛かりはうまくいったと思います。第2障害を下りてからはキングフェスタに差されるのではないかと思って見ていましたが、うまく逃げてくれて良かったです。重量についてはそこまで気にしていませんでしたが雨が降った分、馬場が軽くなり楽になると思っていました。今後はスタートが安定してくれれば言うことはないです」と語った。

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