【ステイヤーズS】ミスターX ヴェルミセル 39年ぶり史上2頭目の牝馬Vを狙う
2025年12月6日 05:30 師走の中山開幕週の名物マラソン重賞「第59回スポニチ賞ステイヤーズS」。体力自慢が中山に集結する。長丁場に耐えうるタフネスに加え、ジョッキーの駆け引きも見ものだ。
ヴェルミセルに◎を託す。前走エリザベス女王杯は後方寄りの中団から直線、しぶとく脚を伸ばして勝ち馬レガレイラから0秒7差の8着。上位とは瞬発力で若干、見劣りするシーンはあったが最後までバテずに息の長い末脚を使った。
今年初戦、芝3400メートルのダイヤモンドS(3着)で豊富なスタミナを示した。福島や小倉で勝ち星があり、器用さも兼備。内回りを2周するコース形態もプラスになりそう。中2週で軽めの調整ながら、坂路の最終追いは4F54秒9で力強く動けていた。
長い歴史の中で牝馬の優勝は1986年シーナンレディーの1勝のみ。データ的に厳しい条件だが、主役不在の混戦メンバーならチャンスは十分ある。馬連(11)→(3)(4)(6)(7)(12)(14)。
