【アブダビGC】シュトラウス海外初勝利 1着賞金60万ドルゲット! モレイラ「本当に素晴らしい馬」

2026年2月9日 05:20

<アブダビゴールドC>先頭でゴールを駆け抜けたシュトラウス(左)(C)Abu Dhabi Turf Club

 アラブ首長国連邦アブダビに新設された1着賞金60万ドル(約9420万円)のリステッド「第1回アブダビゴールドC」は7日、15頭で争われ、1番人気の日本馬シュトラウス(牡5=武井、父モーリス)が制し、海外初勝利を飾った。良馬場の芝1600メートルで勝ち時計は1分33秒98。国内では23年東スポ杯2歳Sで重賞初制覇、25年白富士Sでリステッド勝ちがある。

 オーストラリア遠征の前走ラッセルボールディングS6着からコンビ継続のモレイラがシュトラウスの力をフルに引き出した。10番枠から五分のタイミングでゲートを飛び出し、スッと内ラチ沿いに誘導。インの4番手で前に壁をつくり、折り合いに専念した。うまく脚をため、手応え良し。400メートルの直線に向き、スムーズに進路を確保するとラスト1Fで抜け出し、後方から迫る2着ダークトゥルーパーに1・04馬身差でゴールを駆け抜けた。

 モレイラは「彼は本当に素晴らしい馬です」と第一声。「トレーナーが素晴らしい仕事をして、最高の状態でここに連れてきてくれました。アブダビはとてもフェアなコース。直線で追い出すと、いい脚を使ってくれました」と笑みを浮かべた。武井師は「この場にいられて光栄です。YouTubeでアブダビのコースを研究し、シュトラウスには合うだろうなと思っていました。ジョアン(モレイラ)が素晴らしい騎乗をしてくれました。本当に感謝しています」と感無量の面持ちで人馬を称えた。

 母ブルーメンブラットは5歳秋の08年に府中牝馬Sを制し、続くマイルCSで牡馬相手にG1制覇を成し遂げた。父モーリスは日本、香港でマイル、2000メートルG1を計6勝。シュトラウス自身も2歳重賞を制したように早い段階から頭角を現した。2000メートル、1200メートルに起用するなど折り合い面の課題と向き合いながら試行錯誤を重ね、素質が開花しつつある。

 主催者のアブダビターフクラブによると、この勝利により、ケンタッキーダービーデーのチャーチルダウンズで開催される賞金総額100万ドル(約1億5700万円)のオールドフォレスター・バーボン・ターフクラシックS(米G1、5月2日、芝1800メートル)の優先出走権が与えられた。キャロットクラブはレース後、公式サイトを更新し、今後についてはアブダビから滞在先であるドバイのメイダンに帰厩して今週末の帰国に備えると発表。まずは英気を養い、次走に向けて調整を進めていく。

 ◇7RアブダビゴールドC(リステッド、アブダビ芝1600メートル、良、15頭、1着賞金60万ドル=約9420万円)(1)シュトラウス(モレイラ)1分33秒98(2)ダークトゥルーパー(J・ドイル)1・04馬身(3)コマンチブレイブ(ムーア)0・86馬身

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