【サウジダービー】好きな酒を我慢して…田中淳師が狙う道営馬2頭目海外重賞制覇
2026年2月13日 05:30 サウジアラビアは原則としてアルコール禁止。サウジダービーにベストグリーン(牡3)を送り込むホッカイドウ競馬の田中淳司師(53)は酒好きのようで厩舎チームで食事をする際は「ノンアルコールです。1杯目はいいけど2杯目以降は厳しい。(会話の)間が持たないですね」と笑いを交え、仕事終わりの様子を語ってくれた。
ホッカイドウ競馬の元騎手であり、昨年に調教師を勇退した父・正二氏の影響で幼少期から競馬の世界で育った。指揮官は「テレビでJRAの馬が世界で戦っているのを見ていて、いつか自分も、という思いがあったので今はとても興奮している」と心境を明かす。
ベストグリーンは昨年4月の新馬戦から4連勝。前走の全日本2歳優駿で3着と初黒星を喫したが、JRA所属馬を相手に通用の力を示した。「スピードはなかなかのものを持っていて、(13年全日本2歳優駿の勝ち馬)ハッピースプリントと匹敵、もしくはそれ以上のスピードがある」と、かつて管理した快速馬を引き合いに出した。
調整は順調そのもの。「北海道と気候はまるで違うが門別にいる時より馬は数段レベルアップしている。メンタルが強くて、無事に輸送もクリアしてくれた」。06年シンガポール航空国際Cを勝ったコスモバルク以来、道営馬の海外重賞制覇が懸かる。「門別代表というより地方を代表して、大舞台で地方競馬をアピールしたい」と意気込んでいた。(田村 達人)
