東日本大震災から15年…遠藤汰月 故郷のために「福島で活躍しなくては」

2026年3月11日 05:20

福島県福島市出身の遠藤汰月

 東日本大震災から15年。今でもあの日の悪夢を一度も忘れたことはないと、福島県福島市出身の遠藤汰月(20=伊藤伸)は言う。

 「小さい頃(5歳)だったけど、記憶は鮮明に残っている。あの時は福島市内の保育園にいた。想像以上の揺れで、何が起こっているのか分からなかった。急いで外に出たら、建物の壁がはがれていて…。想像を絶する怖さでした」

 市内の実家は激しく損傷。断水も重なり、1カ月近く伊達市の祖母宅で過ごした。その期間も余震は収まらず。毎日を不安の中で過ごした。「少しの揺れでも反応しちゃうし、夜に揺れがくると余計に怖くて…。テレビは被害を伝えるニュースばかりやっているし、地震警報は鳴りっぱなし。あのアラーム音は一生聞きたくありません」と当時を振り返る。

 故郷を盛り上げる。それが遠藤のジョッキーとしての原動力だ。「思いがけず亡くなった方のために、そしてその人たちの分まで、僕は一生懸命に生きないといけない。そして、福島で活躍しなくてはいけないんです」。笑顔がトレードマーク、美浦きってのムードメーカーは誓う。福島の光となり続けることを――。

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