【阪神大賞典】武豊と再タッグ!アドマイヤテラ躍動、ポリトラック単走ラスト1F11秒6

2026年3月19日 05:10

ポリトラックを単走で追い切るアドマイヤテラ(撮影・中辻 颯太)

 伝統の長距離重賞「第74回阪神大賞典」の追い切りが18日、東西トレセンで行われた。昨年暮れの有馬記念11着からの逆襲を期すアドマイヤテラは栗東ポリトラック単走で好仕上がりをアピールした。距離延長は好材料。同レースと相性がいい武豊&友道厩舎のタッグで昨年の目黒記念に続く重賞2勝目を狙う。

 躍動感あふれる動きで好調を印象付けた。昨年の有馬記念11着以来となるアドマイヤテラはポリトラック単走。しまい軽く促されて6F83秒6~1F11秒6で駆け抜けた。キャリア13戦目で初のポリトラック追いについて、友道師は「先週で体はもう出来上がっているので、しまいだけ反応を見ればいいかと」と説明。厩舎の看板馬だった22年ダービー馬ドウデュースが最終追いでよく使用したコースで“味付け”が施され「気持ち良さそうにリズム良く走れていました。動きは良かったです」と納得の口ぶりだった。

 先週12日にCWコース6F77秒8で自己ベストを更新。元々が攻め駆けタイプではないが、中間は今までにないほど動けている。「併せ馬でしっかり負荷をかけて反応が良かったし息遣いもいいです」と目を細めた。先月下旬に放牧先から栗東に帰厩後も順調に乗り込み、充実ムードが漂っている。「有馬記念の疲れが取れて、いい感じに仕上がったと思います」と手応えをにじませた。

 24年菊花賞3着の実績が示す通り、距離は延びれば延びるほどいい。「スタミナはいくらでもありそう。昨年、阪神で(大阪―ハンブルクCを)勝った時にジョッキー(武豊)がフランスの芝4000メートルのG1(カドラン賞)に使いたいと言っていたくらい」と頬を緩ませる。「切れる脚はないけど、追い出してから長くいい脚を使います」とイメージを膨らませた。

 友道厩舎は08年アドマイヤジュピタ、16年シュヴァルグラン、20年ユーキャンスマイルで阪神大賞典3勝。今年勝てば調教師別で単独最多の4勝となる。天皇賞・春も2勝しているように長距離路線の実績が光っている。「この馬にG1のタイトルを獲らせてやりたい。いい形で次の天皇賞・春(5月3日、京都)につなげられたら」と意気込んだ。同レース歴代最多の8勝を挙げる武豊とのコンビとなれば鬼に金棒。今年初戦で本来の走りを見せる。

 《好相性【2・0・1・0】》アドマイヤテラに騎乗する武豊は4走ぶりのコンビ。一昨年の菊花賞3着から昨年の大阪―ハンブルクC1着、目黒記念1着で【2・0・1・0】と好相性だ。勝てばデビューした87年から継続する連続年JRA重賞Vを「40年連続」に更新。自身が京都大賞典で記録しているJRA同一重賞最多勝記録に並ぶ阪神大賞典9勝目の偉業が懸かる。

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