【北九州記念】松若風馬、アンクルクロスで一発!サマーJS連覇へ“季節と舞台”整った
2026年7月3日 05:10 夏男ぶりを今年も発揮!サマースプリントシリーズ第2戦「第61回北九州記念」は2日、出走馬が確定した。昨年サマージョッキーズシリーズを優勝した松若風馬(30)はアンクルクロスとのコンビで参戦。小倉記念を2勝するなど相性のいい“夏コク”で手綱さばきに注目だ。
夏コクで勢いをさらに加速させる。松若は昨年のサマージョッキーズシリーズを優勝。小倉記念でテン乗りだった9番人気イングランドアイズをVに導き、好循環を呼び込んだ。「昨年は夏まで全然勝てていなかったんです。うまくいきましたし、あの勝ちが一つのきっかけになりました」と振り返る。
昨春まで所属していた音無秀孝厩舎が定年解散となり、フリーに。昨年は6月終了時点でJRA7勝だったが、下半期に17勝を積み上げた。「夏は好きですね。特に何か(対策を)しているわけじゃないですが、寒いよりは暑い方がいいです」と笑みを浮かべた。
今年はここまで26勝。先月21日のしらさぎSでは、初コンビを組んだエルトンバローズに約2年8カ月ぶりの復活Vをもたらした。サマージョッキーズシリーズは3重賞を終えて北村友に次ぐ2位。「昨年も意識したのは最後だけ。いいスタートを切れたなと思いますけど、意識して獲れるわけでもないですからね」と自然体を強調した。
先週の小倉開幕週は土日16鞍に騎乗し【3・3・2・8】で複勝率50%。自身のJRA重賞初Vが15年小倉記念(アズマシャトル)であり、当地での活躍が目立つ。「得意なわけではないですけど、小倉は好きです」とうなずく。ハンデ重賞が多く「(コース的にも)小細工が利くというか」と立ち回り次第で結果も変わる。
北九州記念で騎乗するアンクルクロスには1週前追いでまたがった。「癖がありますけど、乗り味がいいです」とトーンが高い。同馬は24年ファルコンS6着以来2度目の重賞挑戦。今年に入り、オープン特別で連続2着と力を付けている。「チャンスだと思いますよ」とテン乗りでも手応えは十分。持ち味を引き出して一発を狙う。
《現在5ポイント差2位》サマージョッキーズシリーズは函館スプリントSからセントウルSまでの対象15レースで争われ、昨年は松若が35ポイントを獲得して優勝。第6戦の小倉記念を勝つと、その後に3戦で2着に入り、ポイントを加算。騎乗した対象8レースのうち7レースで掲示板に入るなど、手綱さばきが光った。今年は対象3レースのうち、ここまで第2戦のしらさぎSのみに参戦し、見事1着。現在10ポイントで首位の北村友と5ポイント差の好位置につけている。対象レースの北九州記念でも“夏男”の華麗なリードに注目だ。
◇松若 風馬(まつわか・ふうま)1995年(平7)9月4日生まれ、滋賀県出身の30歳。14年3月に栗東・音無秀孝厩舎所属でデビュー。ルーキーイヤーに47勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手に輝く。20年高松宮記念(モズスーパーフレア)でJRA・G1初勝利。JRA通算8076戦526勝(うち重賞14勝)。1メートル51、45キロ。血液型B。

