【新潟新馬戦】2・8億円馬アトミックリーチ、期待のコントレイル産駒がベール脱ぐ
2026年8月4日 05:10 今週の「Road to 2027」はコントレイル産駒に注目した。8日の新潟3R(芝1800メートル)でデビュー予定のアトミックリーチ(牡=宮田)は、競馬ゲーム「ウマ娘」で知られる藤田晋オーナーがほれ込んだ期待の一頭だ。栗東からは中京デビュー予定のドラゴンバルド(牡=福永)をピックアップ。厩舎ゆかりの血を引くロマノヴェリテ(牡=中竹)も札幌デビューに向け、気合たっぷりの稽古を続けている。
高額ホースが越後路でベールを脱ぐ。昨年のセレクトセール1歳部門で2億8000万円(税抜き)の値がついたアトミックリーチ。馬主は麻雀のプロリーグ「Mリーグ」のチェアマンも務める藤田オーナーで、馬名の由来は「麻雀のリーチの極限状態」。同氏の所有馬で、先週の新潟新馬戦で“一発アガリ”を決めたリーチツモドライチに続くデビューVを目指す。
20年の米G1・CCAオークスを制したパリスライツを半姉に持つ良血。藤田オーナーは半兄で同厩のイナズマダイモンも所有している。ダートに活路を見いだしたきょうだいとは対照的に、3冠馬コントレイルを父に持つ同馬は芝で初陣を迎える。調教に向かう身のこなしは実にしなやか。宮田師は「コントレイル(産駒)っぽくて、その辺は奥手そうな感じもあるけど、心肺機能やモノはいい。芝が合いそうなので切れる馬場でやりたい」と適性を感じ取っている。
初戦に向けて坂路とコースで入念に乗り込まれている。2週前にしっかり負荷をかけられるとスイッチオン。1週前はWコース3頭併せの真ん中で迫力満点の走りを見せた。両サイドからプレッシャーをかけられながら5F65秒1~1F11秒2(馬なり)を計時。僚馬2頭ときっちり併入した。トレーナーは「道中のハミ掛かりが先週より一段階、上がった感じ。直線で前の馬に取りつく時の雰囲気も、やりつつ良くなっている。時計自体、出ていますからね」と良化を認める。
2週続けて調教にまたがった戸崎は「背中が良さそう。体を使えていますね。距離はあった方がいいと思います」と高評価。宮田師も「筋肉の質がまだ柔らか過ぎるところはある。それでこれだけ時計が出てますから、良いものは持ってますね。現状で結果が出るようなら秋が楽しみ」とうなずく。厳しい暑さの夏に迎える初陣。米どころ新潟から実りの秋へ突き進む。
