【中京2歳S】前川師 JRA女性調教師重賞初Vへ! ジーティーマイカ入念調整「マイルまでは問題ない」

2026年8月25日 05:30

12度目の重賞挑戦で初制覇に期待が高まる前川師

 夏競馬は最終週を迎える。中京日曜メインは「中京2歳S」。ジーティーマイカは新馬戦が数字を見ても強い内容だった。開業2年目の前川師は重賞12度目挑戦でJRA女性調教師初Vを狙う。新潟、札幌は良血のデビューに熱視線。日曜新潟4R(芝1800メートル)にルメールで出走のチェスティーノ(牡=鹿戸)は母が16年オークス2着のチェッキーノ。同日の新潟記念に向かう半姉チェルヴィニアへVバトンをつなぐか。札幌からは17年NHKマイルC勝ちのアエロリットを母に持つイルリサット(牝=菊沢)に注目だ。

 中京2歳Sは昨年から小倉2歳Sを引き継ぐ形でG3に格付け。第1回の2着馬スターアニスはG1を2勝。夏のクラシック登竜門として新たに定着するか。今年も牝馬ジーティーマイカに注目だ。

 6月末の福島新馬戦を7馬身差で圧勝したヒロイン候補。6Fからの臨戦はスターアニスと同じ。前川師は「初戦からハナに行きたくなくて1200メートルを使った経緯がある。マイルぐらいまでは全然問題ない」と見立てを語る。思惑通りに3番手で折り合った初陣。上がり3F33秒6は福島6Fの新馬戦の勝ち馬では史上最速タイで、走破時計の1分8秒4も2歳コースレコードタイだった。

 父シスキン×母父ダイワメジャーの血統配合はいかにも早熟性の強みを感じさせるが、「まだ緩いところがある」が指揮官のジャッジ。ゆえに2カ月の充電期間での成長は十分。追い切り時計を見ても新馬戦前より水準は格段に上がっており、19日の1週前追いではCWコースで6F80秒8~1F11秒4の好タイム。「予定より全体時計は速くなったけど、しっかりやりたい週だったので良かったのでは。最後まで余裕もあった」と前川師。手綱を取った松山も「気持ちが入り過ぎている面はあったが、動き自体は良かった」と感触を伝えた。

 鞍上が懸念するテンションの課題は陣営も重々承知。前川師は「そこを重要課題に置いて調整している。(1週前追いでは)普段と異なる経路で調教コースに向かったことも影響したと思う。普段のテンションは変わらず来られている」。厩舎としては12度目のJRA重賞挑戦。初タイトルへ、確かな手応えを感じている。

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