【凱旋門賞】石橋師 先代オーナーの思いも背負って「タバルの意外性に期待したい」
2026年9月28日 05:30 送り出す石橋師にとっても凱旋門賞は夢舞台。騎手時代にダービーを制したメイショウサムソンは08年の凱旋門賞に武豊とのコンビで挑み、10着に敗れた。あれから18年、レジェンドとのタッグでチャレンジすることになった。指揮官は「去年宝塚記念を勝った時に松本(好雄)会長が“来年は凱旋門賞に登録していいぞ”とおっしゃってくれました。メイショウサムソンが出走した際に会長は凄く喜んでくれたし、もう一度、挑戦したいという気持ちがあったと思いますよ」と明かす。
メイショウの冠名で親しまれた松本好雄さんは昨年8月29日に死去。タバルがパリロンシャンで走る姿を見届けることはできなかったが、その思いに応えようとチーム一丸となって目指してきた。「会長の遺志を(松本)好隆オーナーがちゃんと引き継いで“(フランスへ)行こう”って言ってくださったことはうれしかったし、本当に感謝しています」とかみしめる。
今月10日にフランスに到着し、22日には舞台となるパリロンシャンの芝コースで1週前追いも行った。「スタッフと連絡を取りながら、順調に調整を進められている。今回は2400メートルになるし、シャープな体つきの方がより力を出せると思う。レース当日までやれることをしっかりやっていきたい」と気を引き締める。
日本調教馬は99年エルコンドルパサー、10年ナカヤマフェスタ、12&13年オルフェーヴルの2着が最高着順。難攻不落の凱旋門にチーム・タバルが挑む。「あの馬の意外性の部分に期待したいところはある」と指揮官。先代のオーナーから託された思いも背負い、いよいよ世界最高峰の舞台に立つ。
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