【阪神アーバン競馬プレーバック】さすがのハンター オマツリオトコが吉原寛人に導かれ重賞2連勝
2026年10月4日 14:00 計ったように差し切った。10月最初の重賞となったメイン11R「JBC指定競走 第66回姫山菊花賞」(3歳上、ダート1700メートル、11頭立て)は吉原寛人(42=金沢・加藤)騎乗のオマツリオトコ(牡6=長倉、父ヴィットリオドーロ)が優勝。8月14日の摂津盃(3歳上、ダート1700メートル、12頭立て)に続き、重賞2連勝を飾った。
レースとしては完全に2着となったマルカイグアス(牡5=橋本、父マクフィ)のものだった。この日の完全に外有利。最終直線で馬場の三分どころに持ち出して抜け出した同馬が、そのまま勝利を収めるかに見えた。ところが最終直線では8番手にいたオマツリオトコが、そのさらに外から上がり3F37秒7の剛脚で急追。頭一つ分、ゴールで前に出た。
“さすらいの重賞ハンター”の異名を取る鞍上は「馬が上手に合わせてくれましたね」と謙遜しつつ「馬のリズムだけ考えていました。最後まで止まらないのが強み。歩数を計算しながら乗っていました」と胸を張った。師も「昔は前に行く競馬だったけど、直線どうしても遊ぶ部分があるので、思い切ったああいうレースがいいのかもしれない。騎手がうまく乗ってくれている」と吉原の腕を絶賛した。
今後については「長いところ(1700メートル)で2回も(重賞を)勝ったので、個人的には12月24日の兵庫ゴールドトロフィー(ダート1400メートル)に行きたいと思っていたけど、今からいろいろオーナーと相談します」と他の選択肢も示唆した。剛脚は間違いなく兵庫トップレベル。2歳時の兵庫ジュニアグランプリ(Jpn2、ダート1400メートル)に次ぐ交流重賞制覇も決して夢ではない。
