12年ダービー馬ディープブリランテ死す…17歳「牧場の歴史が一つ終わりを迎えました」パカパカファーム

2026年10月23日 19:13

12年日本ダービーを制したディープブリランテと鞍上・岩田康

 12年日本ダービーを制したディープブリランテ(牡、父ディープインパクト)が17歳で息を引き取った。23日、繋養(けいよう)先のパカパカファーム(北海道新冠町)が明らかにした。

 同牧場によると尿路結石によって膀胱が破裂し、その損傷を修復するための手術を受けたが術後、帰らぬ馬となった。

 09年5月8日に同牧場で生まれ、サンデーレーシングが所有し、栗東・矢作厩舎所属で11年10月1日にデビュー。岩田康とのコンビで新馬戦、東京スポーツ杯2歳Sと連勝し、翌年の春は共同通信杯、スプリングSと続けて2着に入り、皐月賞3着をステップに日本ダービーへ。フェノーメノとの鼻差の接戦をものにし、G1のタイトルを手にした。

 その後、英国に遠征し、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで8着。帰国後、秋に右前屈腱炎を発症し、現役生活にピリオドを打った。

 引退後は社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入り。産駒はセダブリランテスが17年ラジオNIKKEI賞、18年中山金杯、モズベッロが20年日経新春杯、エルトンバローズが23年ラジオNIKKEI賞、毎日王冠、今年のしらさぎSを制している。

 パカパカファームのスタッフは「凄くおとなしかったけど、たまにスタッフとケンカしたり、自分の放牧地に他の馬が通るとエキサイトしたり、年を重ねても闘争心は消えなかったですね」と在りし日の姿に思いをはせ、別れを惜しんだ。「うちの牧場の歴史が一つ終わりを迎えました。寂しいけど次のディープブリランテを送り出せるよう頑張ります」と前を向き、馬づくりに打ち込んでいく。

特集

2026年10月23日のニュース