【ブリーダーズC】テーオーエルビス&テーオーパスワード 好感触 高柳大師「全力を尽くしたい」

2026年10月29日 05:08

キーンランド競馬場のダートコースで追い切ったテーオーエルビス(手前)はテーオーパスワードと併入(c)Tim Sudduth/Eclipse Sportswire/Breeders Cup

 米国競馬の祭典「ブリーダーズC」(30&31日)に出走する日本馬が27日、舞台となるキーンランド競馬場で追い切りを行った。

 高柳大厩舎の2頭はダートコースで併せ馬。スプリントに出走するテーオーエルビス(牡4)は坂井、クラシックに出走するテーオーパスワード(牡5)は木村和がまたがり、感触を確かめた。先行するエルビスにパスワードが迫り、併入フィニッシュ。見守った指揮官はエルビスについて「予定通りに動き、とてもいい印象を受けました」と満足げに切り出す。春のチャーチルダウンズSで米G1制覇。その後は欧州に遠征するプランもあったが、「オーナーと話し合い、今年はまずダートでの成績を出すことに集中しようと。元々1200メートルの距離を走っていたので、このレースを目標にしました」と明かす。

 パスワードは24年ケンタッキーダービー(5着)以来となる木村和とのコンビ。師は「追い切りは後ろから追いかけて、内側に入った時によく見えた。鞍上に感触を聞くと“馬の状態はとてもいいとのことだった。動きも素晴らしく、本気で挑戦したい”と言っていた」と2年半ぶりに騎乗するジョッキーに託す。「ケンタッキーダービー以来、ずっとアメリカに戻って再挑戦したいと思っていた。距離はマイルの方が合うかもしれないが、混雑するのを避けたかったのでクラシックに決めた」と説明した。

 ダートの本場に期待馬2頭で挑む。「このような舞台で2頭を使えるのは大変光栄であり、ここに導いてくれた馬たちにも感謝しています。いい結果が出るように全力を尽くしたい」と意気込みを語った。 

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