【BCクラシック】昨年の米年度代表馬ソヴリンティ貫禄V アルバラード「何度も彼にお礼を言いました」

2026年11月1日 08:35

BCクラシックを制したソヴリンティと鞍上アルバラード(AP)

 米競馬のG1「ブリーダーズカップクラシック」(ダート2000メートル)が31日(日本時間1日早朝)、ケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われた。ジュニオール・アルバラード(40)が騎乗した昨年の米年度代表馬ソヴリンティ(牡4=W・モット、父イントゥミスチーフ)が勝利し、4度目のG1制覇を飾った。フォーエバーヤング(牡5=矢作、父リアルスティール)は5着に敗れ、当レース連覇はならなかった。

 ソヴリンティの関係者コメントは以下の通り。

 ▼アルバラード いつも通り上手にスタートを切ってくれました。最初のコーナーに入る時、自分がいたい最高のポジションに付けられていると思いました。レース前に頭の中で描いていた通り、内ラチ沿いをロスなく進むことができました。向正面に入った時、彼の走る手応えから非常に自信を持ちました。ずっとハミをしっかりとかんでいて、いつでも私の合図に反応できると伝えてくるようでした。彼はただ待っている状態でした。どこかの時点で早くクリアな進路に出してほしそうにしていました。3F棒に差しかかった時、先ほど言ったように進路をクリアにして、私自身が強く促さなくても馬の方から少しずつペースを上げ始めました。その時点で「他の馬たちは厳しい状況になるな」と思いました。彼がほんの少し加速し始めただけで、他の馬たちや先頭へ、どれほどのスピードで迫っていくかが体感できました。直線に向いて手前を替える直前のことです。つまり、最後に彼が走っていたような勢いよりも速く走れる馬は、他のどこにもいないと分かっていました。(レース後)本当に何度も彼にお礼を言いました。昨年から私たちがともにしてきたこと、そして彼が私に与えてくれた全てのことに感謝を伝えました。彼は私の人生や騎手としてのキャリアにおいて、数々の素晴らしい、驚くべき偉業を成し遂げてくれました。本当に、ただただ祝福されている気持ちでトレーナーやゴドルフィンという素晴らしいチームの一員でいられることをうれしく思います。彼らのおかげでいつも物事がとてもスムーズに進みます。

 ▼ウィリアム・モット師 唯一、不可解だったのはスティーブンフォスターS(2走前3着)だけで、あの日は非常に滑りやすい馬場でした。彼はあの馬場を好まなかったのだと思います。その前のオークローンハンデキャップ(2着)は8カ月ぶりの休み明けで、調教の本数は十分にこなしていたけど100%仕上がっていたわけではなく、相手も強かったし仕方ないですね。彼を負かした馬(ホワイトアバリオ)は過去にブリーダーズCを制した実績があり、本当に走れる実力があることを証明していたので、そこからうちの馬も成長してくれると思っていました。前走のホイットニーSは彼に合った馬場状態でもあり、まさに圧勝。中間はいくつかのアクシデントがありました。蹄の膿瘍(のうよう=おできのような症状)があり、それには少し時間がかかりました。幸い、それがブリーダーズCから十分ゆとりのある時期に起きたため、対処して立て直す時間がありました。レースの1週間前や2週間前に起きたわけではありませんでした。乗り越える時間があり、十分な、つまり素晴らしい調教をこなすことができました。ここキーンランドでの最後の調教は非常に良かったです。調子が上向いているという確信を私たち全員に与えてくれました。力を発揮できれば結果が出るのでは、と思っていました。彼がどれほど才能があり、どれほどの馬であるか私は分かっています。彼は素晴らしい馬です。これまでにも、いい馬を手がけてきたけど彼は「一生に一度の馬」と言っても過言ではないでしょう。昨年、逃した機会の大きさを知っているだけに、本当に信じられないような気持ちでした。まあ、昨年(熱発でBCクラシック回避)はああいうことがあり、再び挑戦する機会に恵まれたこと、そしてゴドルフィンがチームとして今年の現役続行を決断してくれたことに感謝しています。それは大変なリスクでした。マイケル・バナハンやダン・プライド、そしてシェイク・モハメド殿下が下したその決断が、本当に見事に実を結びました。感謝してもしきれません。もう一つ言いたいことがあります。ブリーダーズCクラシックを4レース目や5レース目ではなく、最後のレースに配置したのは非常に素晴らしい決断だったと思います。というのも、その方が圧倒的に盛り上がりが大きくなりますから。楽しみなレースがたくさんある中で、このような大レースが他のレースをかすませてしまうようなことは避けたかったはずです。今日は素晴らしいレースの数々が行われましたが、これを最終レースにした決定は最高でした。私や私たちのチームにとって、これ以上ない一日の締めくくり方でした。

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2026年11月1日のニュース