今年も女が波乱呼ぶ！エイム／ＮＨＫマイルＣ
2008年5月7日 06:00
エイムアットビップは６日朝、小林慎（レースでは松岡）を背に坂路を４Ｆ６５秒７で上がった。四肢には躍動感があり、いい意味で走りたい雰囲気を漂わせている。矢作師も「馬体、動きともいい」という。
桜花賞では残り１００メートルまで先頭をキープして見せ場十分の７着。「緩さが残るインを通ったからね。もう少し外ならもっと粘れた」と同師。馬場のいい東京、良馬場ならさらに踏ん張りが利くはずだ。さらに今回はレース中の目標が立てやすい。「ダンツキッスイが逃げてスローにもならない。十分に折り合えるし競馬はしやすい」。新たにコンビを組む松岡もすでに競馬のイメージをつくっているという。
さらにデータも後押し。桜花賞から臨んだ牝馬はラインクラフト（０５年）、ピンクカメオ（０７年）の２頭が優勝している。今年も波乱を演出するのは桜花賞を経験した牝馬かもしれない。
