巴賞は1着同着 函館記念で決着つけます!

2008年7月14日 06:00

フィールドベアー(手前)とマヤノライジンがデッドヒートの末、1着同着で決まった

 オープン馬で争われた函館11R・巴賞は先行集団から伸びた4番人気マヤノライジンと、後方から外を進出した3番人気フィールドベアーが鼻ヅラを並べてゴール。オープン級では07年2月のG3阪急杯(エイシンドーバー、プリサイスマシーン)以来1年4カ月ぶりの1着同着となった。
 10分以上続いた長い写真判定が確定すると、ライジンの藤田とベアーの小林徹が「良かった、良かった」とガッチリ握手。06年5月の下鴨S以来、2年以上白星から遠ざかっているライジンには目標の函館記念(27日)へ賞金上積みが至上命題だっただけに、藤田は「うれしい1勝だね。以前よりズブくなっているので追い通しだったが…。これで何とか函館記念に出られるかな」と会心の笑みで振り返った。
 小林徹は騎乗停止中の秋山の“代打”に成功。「スタートのタイミングが合わなくて思ったより後ろからになったが、手応え以上に伸びてくれた。最後?(ゴールした瞬間)下を向いていたので分からなかった」とホッとした表情で振り返った。こちらも次走は函館記念へ。2頭のコース巧者が“函館の大一番”を熱くしてくれそうだ。

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