万哲 持ち時計が素敵シンスケ/京成杯AH
2008年9月14日 06:00 開催替わりは時に良薬。土曜の中山は肝心のメーン・紫苑Sは不発だったが、9、10Rで3連単的中。残り2日間に最低限の資金は残せた。ただ、日曜の中山11R・京成杯AHは難解。絶好馬場を考えれば、優勝タイムは「1分32秒台前半」は確実だが、時計の裏付けがある馬が少ない。500万級で1分33秒台が出る新潟マイルでリザーブカードの1分33秒0(関屋記念2着)は物足りないし、ゴスホークケンの朝日杯FSで記録した1分33秒5では大幅な短縮が必要。
で、持ち時計No・1の◎ステキシンスケクン。06年京成杯AH(1着)でマークした1分32秒0で乗り切れれば好勝負になる。では、最近の不振をどう見るか?「ダッシュが速くなく、1000~1200メートルは合わなかった」(清水助手)で事足りる。中山マイルは3月東風Sで楽勝したベスト舞台。しかも、重賞2勝は06年アーリントンCも2年前の京成杯AHも1週目の“開幕週男”だ。差す競馬もOKで、ゴスホークケンが行こうと、レッツゴーキリシマが行こうと時計勝負に持ち込んでしのぐ。馬単(4)=(8)(4)=(16)に(4)から(15)(1)(10)(11)。3連単は(4)の1着固定で(1)(8)(10)(11)(15)(16)へ30点。
阪神10R・セントウルSはアポロドルチェの上昇度に◎。前半ついて行けなかったアイビスサマーD(3着)がしぶとい伸び。乱ペースを経験したことで、1200メートルなら追走はもっと楽になる。「スリーセブンスピンで勝って、気持ち良く阪神に乗り込みたいね」と堀井師。その通り、土曜10R・浦安特別では当コーナーの◎に応えてくれた。実績馬のスズカフェニックス、ファイングレインが休み明けなら、夏場を順調に使ってきた強みで一蹴だ。馬単(10)=(14)(10)=(8)に(10)から(2)(4)(11)(12)(13)。3連単は(10)の1着固定で(2)(4)(8)(11)(12)(13)(14)へ42点。(小田 哲也)