2025年05月10日 京都11R 第73回京都新聞杯
3歳OP 指定 国際 馬齢 芝外・2200m
ダービーや秋クラシック戦線へとつながる注目の3歳GⅡ

<2024年・京都新聞杯> 内から抜け出し勝利するジューンテイク(左) (撮影・亀井 直樹)

10日の京都メインは「第73回京都新聞杯」(G2、芝2200メートル外回り)だ。13年キズナはこことダービーを連勝、19年ロジャーバローズはここの2着をステップにダービー馬に輝いた。トラアイルではないがダービー(G1、6月1日、東京芝2400メートル)に向けた東上最終便の位置付け。精鋭が集結する。
トッピボーンは武豊とのコンビで年明けのデビュー2戦目に勝ち上がると休み明けの前走1勝クラスも快勝。7頭立ての最後方からメンバー最速の上がり3F34秒5をマークし、4馬身差で突き抜けた。レースぶりから距離は1F延びても融通が利きそう。ダービー戦線の新星候補だ。
キングスコールの前走皐月賞はスタートで大きく立ち遅れた時点で万事休す。それでも0秒7差7着まで押し上げた。昨夏、新馬勝ち以来の実戦となったスプリングSで3着に好走したように力は確か。仕切り直しの一戦になる。
エムズは新馬、大寒桜賞と連勝中。前走は2着に3馬身半差をつけ、あっさりものにした。半姉ダノンファンタジーは阪神JFのG1勝ちを含む重賞6勝。血統的にも本番まで意識して当然だ。
他に弥生賞ディープインパクト記念3番人気12着から巻き返しを誓うナグルファル、4着に甘んじたきさらぎ賞だけでは見限れないショウヘイ、共同通信杯4着から毎日杯3着のネブラディスクなどがエントリー。賞金加算(2着以内)を目指し、ハイレベルな争いが繰り広げられる。

過去10年で傾向を探る(21、22年は中京で施行)。
☆前走距離 2000メートル組【5・4・1・48】が中心。勝率は2400メートル組【3・0・2・11】が高い。
☆脚質 4角4番手以内は11頭が馬券に絡んでいるものの、白星はわずか1。上がり3F1&2位が合計8勝を挙げており、切れ味ある差し馬を狙いたい。
☆前走着順 前走1着が【5・3・3・49】と強い。同2着【0・3・1・3】、同3着【0・0・1・12】なので惜敗組は狙えない。むしろ前走2桁着順だった馬が【2・0・0・9】と巻き返している。
結論 ◎トッピボーン ○キングスコール ▲コーチェラバレー
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