最強男とフィフスVトル!!/朝日杯FS
2008年12月17日 06:00 函館王者のフィフスペトルは鞍上に今秋G1・2勝と絶好調のルメールを配し、巻き返しを期す。デビューから2連勝で臨んだ前走・京王杯2歳Sは、3カ月ぶりでもあったが、直線で内に包まれるなど不完全燃焼の2着。それでも負けて強しの内容だっただけに、陣営は全く悲観していない。
中間も極めて順調で、ひと叩きされた上積みも大きい。全休明けの火曜朝は坂路を軽く1本流し調整。「変わりない。何も言うことはないね。この間の競馬を見る分には距離が1F延びても問題ない。ここで勝てないとウチの厩舎もしばらく重賞を勝てないよ」。山田助手は並々ならぬ手応えを口にした。最終追いは18日にルメール騎乗で行う予定。エリザベス女王杯(リトルアマポーラ)、JCダート(カネヒキリ)を制するなど鞍上は絶好調とあって山田助手も「とにかく騎手がうまいから。他のレースを見ていてもスムーズに好位につけるよね」と全幅の信頼を寄せていた。
昨年のゴスホークケンに続き“朝日杯だけは譲らない”という関東勢の意地と熱意が伝わってきた。