【札幌記念】“札幌夏祭り”だゴッホ

2009年8月19日 06:00

 グランプリ馬マツリダゴッホが復活を期す。鼻出血で金鯱賞を断念し、放牧で立て直して迎える再起戦。椎本助手は「鼻出血の影響は今のところない。見た目は寂しいと言われるが、カイバはいつもより食べているし、気にしていない」と状態に自信を示した。1週前追い切りに騎乗した横山典も「しまいはかかったけど、前半から飛ばしたのは予定通り。早めに入厩して順調に来ていると思う」と好感触を口にした。
 全9勝のうち7勝を中山で挙げているが、残る2勝は札幌で、昨年の札幌記念も2着。椎本助手が「コース形態も、洋芝で時計がかかるのもいい」と歓迎する舞台なら、グランプリ馬の意地にかけても3歳牝馬には負けられないところ。「胸を貸す立場?いや、胸を借ります」と冗談めかしたあとで「勝ちに行きます」と力強く宣言していた。

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2009年8月19日のニュース