【小倉日経OP】馬体回復チョウサンデイ反撃ムード
2009年8月19日 06:00 【東西ドキュメント 小倉18日】原口は、さわやかな空気を胸いっぱいに吸い込んだ。確かに、冷夏と言われているけど、小倉は予想以上の涼しさ。日中の日差しはそれなりに強い。だが日陰に入れば、気温がそれほど高くないことを体感できる。小倉滞在のネックと思われがちな暑さがこの程度なら滞在効果は大きいかもしれない。
目当ては小倉日経オープンのチョウサンデイ。小倉記念は15着大敗でも悲観する必要はない。除外の可能性があり新潟の自己条件にも登録するため、いったん栗東へ帰厩。その際に大渋滞に巻き込まれたという。小倉へ再度の輸送もあり、14キロも馬体を減らしていた。さらにレースは逃げ馬が早々に脱落して早め先頭の形に。不利な条件が重なった。
「順調に使って毛づやも良くなっている。カイバをよく食べるし、馬体は少し増えそうだ。具合はいい」と岡田助手は反撃を誓う。