【朝日杯FS】中山で全開!メイゲツの剛脚アクセル
2009年12月18日 06:00 ターフライター・平松さとしがレースのキーマンに直撃する「直球勝負・キーマンの懐へ」。前々走の芙蓉Sで中山の芝千六を差し切ったニシノメイゲツに騎乗する北村宏に迫った。
――ニシノメイゲツの前走(東スポ杯2歳S6着)はデビュー以来、初めてスタート後に押していきましたね?
北村宏 初めての1800メートルで、ある程度正攻法で競馬をさせたかったんです。だから意識して出していきました。
――しかし、外からかぶされて折り合いを欠いた。
北村宏 外から来た馬と接触してしまった上、流れが遅かったので少しの間、折り合いを欠いてしまいました。
――少しの間というか3角まで。結構長い間掛かっていませんでしたか?
北村宏 確かに力んでいた時間は長かったかも。その分、伸び切れなかったけど、それでも小差(0秒4)だったのは立派です。
――直線は手前(軸脚)がなかなか変わらず伸びなかった感じでした。
北村宏 そうですね。しばらく左手前で走っていました。やはり前半に力んでいた分、そうなってしまったのだと思います。
――最終追い切りは遅い時計(5F69秒1)でしたが折り合いはついていた。
北村宏 前に馬を置いている状況でどのくらい行きたがるかと思ったけど、しっかり折り合いました。
――4馬身追いかけて最後は半馬身差。かわすまではいきませんでした。
北村宏 とにかく折り合いをコントロールしたかったので、無理にかわすことはしませんでした。ゴーサインを出せばいつでも伸びる手応えだったので、遅れたことは全く心配していません。
――北村宏騎手は中山1600メートルだと好スタートを切っても無理に前へ行かない競馬ぶりが多い。
北村宏 枠順にもよるので意識してそうしているわけではありません。むしろ無理に下げる必要はないと思っています。
――前々走(芙蓉S1着)はあえて下げたのかと?
北村宏 いえ。新馬戦と返し馬の感じからもっと行くと思ったのに、意外と離されてしまっただけ。意識して下げたわけではありません。
――4コーナーは外に張られましたが、最後は楽に突き抜けました。
北村宏 外へ行かされた時は正直まずいと思いました。でも、ブレーキが掛かってから再度加速するまでが本当に速い。それだけポテンシャルが高いということ。折り合い次第で前走負けた相手との逆転も十分可能だと思っています。
