【BCクラシック】大差の10着…エスポワールシチー完敗

2010年11月8日 06:00

10着に終わったエスポワールシチーと佐藤哲三騎手

 世界最高峰のダート王決定戦・ブリーダーズCクラシック(チャーチルダウンズ競馬場、ダート2000メートル)が6日(日本時間7日朝)行われ、日本から挑んだエスポワールシチー(牡5=安達)は10着に終わった。優勝したのはゴメス騎乗ブレイム(牡4=ストールJr.)。無傷20連勝を目指し、ラストランに臨んだ国民的英雄ゼニヤッタは頭差2着でデビュー以来初の黒星。北米競馬新記録となる20連勝はならなかった。

 世界の壁は厚かった。エスポワールは好スタートを切り、2、3番手を追走。直線入り口で一度は先頭に立ったが最後は失速。勝ったブレイムから約12馬身以上離された。手綱を取った佐藤は「自分の競馬をしてこの結果。力不足ということなんでしょう」と振り返った。安達師も「日本と条件の違いはあったが、正直、力負けという感じ。ただ、凄く頑張って走ってくれたと思う」と愛馬の奮闘を称えた。

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2010年11月8日のニュース